前回の続き、山行編です。
最近登った山行と昨年の山行をごちゃごちゃにしてアップしているのはご愛嬌。昨年分ももう少しで終わりますのでお付き合いください。
概要
毎度おなじみ単独行。ぼっち登山です。
時期と天候
2015年11月半ばの曇天
例年だと2mの積雪があったりする時期のようですが、今年は雪が少な目。室堂平はほぼ積雪なし。雪は雄山山頂付近だけでした。
主な装備
(身につけているもの)
- ハードシェルジャケット(上下)
- アンダーウェア(モンベルスーパーメリノウールの上下)
- ニット帽、ネックウォーマー、サングラス
- アイゼン(12本爪)
- ピッケル
- ザック30L
- カメラ
- 靴下(メリノウール)
(ザック内のもちもの)
- 応急処理グッズ
- 水0.5L(ナルゲン)
- 山専用ボトル900ml(カップヌードル用分)
- ヘッドライト
- 座布団(座るときのマット)
- フリース
- 食糧(カップヌードル、おにぎり、チョコなど)
雄山の頂上付近はそれなりに傾斜もあるのでチェーンスパイクよりもアイゼンの方が良いかと思います。また、ピッケルを購入したので初ピッケルで登ってきました。
山行
室堂から一ノ越まで
立山駅からケーブルカーとバスを乗り継いで室堂平まで。立山黒部アルペンルートは、ホームページからライブカメラを見れます。積雪状況などを確認するのに便利です。
ライブカメラ
- 室堂ライブカメラ
- 大観峰ライブカメラ
- 弥陀ヶ原ライブカメラ
- 黒部ダムライブカメラ
黒部ダムのライブカメラについては現在休止中。平成28年4月からの再開のようでした。
バスターミナルから外に出て立山の主峰「雄山」を眺めます。やっぱり雪は少ないですね。BC目的の人もたくさんいましたが、滑れる状況ではありません。
室堂平周辺は石畳の道が整備されています。でも正直石畳の道って苦手。歩くのが疲れるので木道か普通の土の道が良いです。ライチョウはどこだどこだ?ときょろきょろしながらスタートです。
例年だと10月頃の景色といった感じでしょうか?
観光客も多い室堂周辺から、登山者のエリアへ。一ノ越経由で雄山を目指します。
そうそう。立山はビーコンなどの雪山装備が義務付けられているようです。
日影には雪があるものの、まだアイゼン未着用で登ります。
曇天だったんだけど、次第に晴れ間も。狙っていた天気予報どおり!
朝イチの登山の利点はこのキラキラ輝く光景じゃないでしょうか。太陽が低いので日中とは異なった景色が見れます。
雪の華ゲットー。下山時には溶けてしまっていました。これも朝イチ登山のおかげです。
ちょうど中間地点の一ノ越に到着。標高は2700mです。室堂あたりが2400m、雄山が3000m程度なので、高度でも中間あたり。ただ傾斜は一ノ越を過ぎたあたりからきつくなりはじめます。
登って行くルートを見上げます。ほとんど雪なし。ただ凍ってつるつるの岩があるので安心できません。
一ノ越から山頂
少し登って南方面を眺めます。北アルプスの雄、槍ヶ岳が見えますねー。いつかは登ってみたいものです。行けば登れちゃうんだろうなって思うところもあるんですが、まだ自分には早いかなという思いも強いので、まだ数年後で良いかな。
一ノ越を超えると傾斜がきつくなってきます。雪はありませんでしたが、日陰では凍ってつるっつるの岩もたくさんありました。一歩一歩を気を付けて
霧がどんどん広がってきたと思ったら、発達する雲海。うつくしー
山頂までもう少し。この日は外国人2人組がいただけで静かな登山道でした。
見事登頂!せっかくなので参拝に向かいます。
神社がうまいこと風よけになっているせいか、ここだけ雪国でした。足もずっぽり
雄山、3003mです。3000m峰も今年一年で3座登ったことになるのかな?
立山からでも見える富士山!!え?分からないって?なんとなくうっすら見えるでしょー。
下界を見下ろすと広がる雲。バスがとおっていた道はすっぽりと雲の中でした。雨雲の上に立つ。これぞ登山の醍醐味ですね。
槍さま。おーうるわしの槍さま
撮っても撮っても撮り飽きません。見てる方は飽き飽きだというのは十分承知しております(笑)
大汝方面にも行ってみたいけれど、今の自分のスキルでは無理ゲーすぎます。今日は大人しくこれで下山です。
下山
帰りはいつものとおり、写真もそこそこに下山です。登りのときは凍っていた植物もすっかり溶けていました。
室道周辺は中華系の観光客がたくさんでした。インバウンド効果ってやつですかね?
行きに撮り忘れた定番スポットも押さえて、バスに乗って帰宅しました。冬の立山は味わえなかったけれど、北アルプスはやっぱり良いですね。
まとめ
この日の登山は初ピッケルでした。
ピッケルをぶっさして写真を撮るのに憧れていたんだけど、無事に撮ることができました(笑)
登山道具ってかっこいいなー。絵になるね。