東武鬼怒川線に来夏「ワールドスクウェア駅」が開業
東武鉄道は来年夏、東武鬼怒川線小佐越-鬼怒川温泉間に新駅「東武ワールドスクウェア駅」を開業する。同鉄道の新駅開業は10年ぶりとなる。同社は日光・鬼怒川地区の観光客誘致に力を入れており、来年夏に蒸気機関車(SL)の運行を復活させるのをはじめ、春には東京スカイツリータウン(東京都墨田区)から日光・鬼怒川地区を結ぶ新型特急車両「リバティ」も運転する。
引用:産経ニュース
東武鬼怒川線に新駅が来年(2017年)夏にできるんですね。地方においては鉄道はどこも採算が厳しそうで廃線のニュースばかりですが、これは明るい話題。
鬼怒川温泉の旅館街は廃墟などが増えていると以前聞いたことがありますが、新駅ができるのは東武ワールドスクウェアの前、小佐越-鬼怒川温泉間です。蒸気機関車の運行も復活させるなど観光に力をいれているみたいですね。
東武ワールドスクウェアといえば、2年ほど前に行ったなーと思い写真を掘り返してみました。
東武ワールドスクウェアを知らない人に簡単に説明しますと、東武ワールドスクウェアは”46の世界遺産を含む、世界の有名建築物102点”が25分の1のスケールで楽しめるミニチュアの世界一周旅行ができるテーマパークです。
写真撮影も楽しめる場所で、展示物と一緒にトリック写真を撮ることもできます。
そんなミニチュアの世界で、ミニチュアをミニチュア撮りしてくるという、自分でもよく分からない写真を撮ってきました。
これは世界貿易センタービルディングから撮った電車です。ゆりかもめ?だったっけ。
同じ場所から増上寺と東京タワーの脚
被写界深度を浅くして、上と下を極端にぼかすことによってミニチュア感を出す写真の撮り方なんですが、一時期ハマっておりまして、たくさん撮っていたんです。
そもそもミニチュアの模型をミニチュアで撮るとどうなるのか
東武ワールドスクウェアでのミニチュア写真
これは羽田空港?かな?成田空港との違いが分からないのでまぁどっかの日本の空港です(笑)
東武ワールドスクウェアに入ると最初は日本ゾーンで日本の現代建築が多く見れます。これは東京駅
次に東京ドーム
と小さいボート
ふじ丸の反対側へまわって東京タワーと絡めてみます。ミニチュア写真は上から見下ろすようなところから撮るとよりミニチュアっぽくなるんですが、真横からなのでっぽさが薄れますね。
ニューヨークの街中。エンパイアステートビルやワールドトレードセンターはありましたが、今はやりのトランプビルは無かったなあ。新駅に間に合わせて作ったりしないのかな?トランプタワー
アメリカ最後はホワイトハウスです。
日本ゾーン、アメリカゾーンと続き、エジプトゾーンへ。スフィンクスがまさに建築中でした。
これは...どこだ?ヨーロッパなんて一度も行ったことがないので分からない(汗)きちんと看板と一緒に撮ってくればよかったな
スペインのサクラダファミリア。後ろに見えるのはニューヨークの高層ビル群
これもどこだか分からないなぁ...多分アジアゾーン。
ミャンマーからアーナンダ寺院
万里の長城
最後は日本ゾーン。最初は現代日本ゾーンですが、日本の歴史的建造物が並ぶゾーンです。
世界遺産、厳島神社
これはどこ?日本ゾーンはマイナーな建物も多くありました。
最後の日本ゾーンは僕も写真を撮り飽きてしまったのか、写真データも少なめでした。
まとめ
このときは、出張会議の後に年配の知り合いとふらっと東武ワールドスクウェアに立ち寄ったんだけど、思いのほか楽しめた記憶があります。
でも入場券が高いんですよね。大人一日2500円は高いなーって思っていたら、この12月1日から2800円に値上がりするようです。子供も1200円から1400円に値上がりです。インバウンドの効果で外国人観光客が増加でもしているんでしょうか?
僕が行った2年前はそれほどインバウンドの影響もなさそうでしたが...
近くにはトリックアートピア日光や日光さる軍団劇場もあるようですね。このためにわざわざ行くには遠いんだけど仕事のついでにまた遊びに行きたいなっていう場所でした。
ミニチュア写真を撮るカメラ
今はカメラのエフェクトでミニチュアモードにすれば簡単にミニチュア写真が撮れます。もうちょっと凝りたい人はレンズ交換式のカメラでボディーとレンズの間にティルトアダプターを挟むことによってミニチュア写真を撮ることができます。
ミニチュア写真を世に知らしめたのは本城直季さんで、2006年度に木村伊兵衛賞を受賞していますね。受賞作の「small planet」は僕も持っていますが、不思議で素敵な世界観の写真集です。