ずっと行きたかった愛知県犬山市の桃太郎神社に参拝してきました。
小さいことはこのあたりに住んでいたこともあり、遊びに行った覚えもある思い出の神社です。なぜ今更行きたくなったかというと最近はじめた御朱印拝受。桃太郎神社の御朱印は可愛いことで有名で、御朱印の本にも載っているんですよね。
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桃太郎神社の概要
桃太郎神社は、飛騨木曾川国定公園の桃太郎公演内にあります。
桃太郎公園(愛知県犬山市)は、「飛騨木曽川国定公園」内にあり、桃太郎伝説を伝える桃太郎神社を中心に、木曽川(日本ライン)に沿って自然の景観を活かして造られた広大な芝生広場と、春は桜、秋は紅葉がとてもきれいな公園です。また、桃太郎公園内には、「桃太郎のきびだんご」などのおみやげや「菜めし」「でんがく」の美味しいお店がたくさんあります。
桃太郎に縁のある神社ということで、境内には桃太郎にゆかりの品々が祀られています。
猿・犬・雉のいわれ
桃太郎の家来といえば、だれもが言える「猿・犬・雉」ですが、そのいわれを知ってるかと問われると意外と知らない人も多いんじゃないでしょうか?
桃には下のとおりの言い伝えがあります。
悪は去る(猿)、病いは去ぬ(犬)、災いは来じ(雉)
特に中国では、古くから桃が仙果として神仙のための貴い果実して位置づけられていました。日本でも魔よけの力がある果物として、「古事記」の中ではイザナギノミコトが黄泉軍に桃3個を投げつけて退治したという伝説があります。
桃太郎神社の祭神は大神実命(オオカムヅミ)。
オオカムヅミは日本神話に登場する桃の神さまなんですが、オオカムヅミがイザナギ神との約束を果たすために桃太郎として生まれ変わって鬼退治をしたという由来があります。
桃太郎神社のある犬山市とその周辺には、この桃太郎神社だけではなく、ほかにもたくさんの桃太郎に関わる地名が存在しています。
桃太郎に関わる地名
- 犬山(現・犬山市):家来の犬がいた地
- 猿洞(現・犬山市):家来の猿がいた地
- 雉ケ棚(現・犬山市):家来の雉がいた地
- 今渡(現・可児市):鬼が桃太郎が乗った船を見つけた地
- 取組(現・坂祝町):桃太郎と鬼が取っ組み合いをした地
- 勝山(現・坂祝町):桃太郎が勝どきをあげた地
- 宝積寺(現・各務原市):鬼から奪った宝を積み上げた地
桃太郎神社の場所
岐阜に隣接する愛知県犬山市の木曽川のすぐ近くにあります。最寄り駅は犬山遊園駅。車が多くとおる道を歩かなければいけないので、歩きはなかなか大変です。
住所:愛知県犬山市栗栖大平853
桃太郎神社の駐車場
境内前には200台分の駐車場があります(無料)。神社だけではなく公園も併設されている(正確には公園内に神社がある)ために、駐車場は豊富にあります。
ただ、イベントなどがあったりすると駐車場が満車になることも珍しくありません。
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桃太郎神社の御朱印
桃太郎神社の御朱印は中央の印が可愛くて有名です。猿・犬・雉が拝殿の前に並んだ可愛らしい印です。初穂料は300円。
桃太郎神社に参拝しました。
桃太郎神社に参拝してきました。
愛知県に実家があるので、三女と2人で帰省がてら桃太郎神社に参拝です。普通の神社だったら未就学児の三女には楽しくないだろうけど、桃太郎神社には遊具や変な銅像がたくさんあったはずなので、楽しめるはず!実際三女も楽しくしていました。
一の鳥居を抜けて境内に入ると、さっそくの桃太郎ゆかりの銅像のオンパレード、数十年前の子どもの頃はおぞましい銅像ばかりで怖かった印象がありましたが、きれいになって銅像もポップになっていました。
この日はイベント?みたいなものがやっていて、的当てなど子供が好きそうな催し物がたくさん。早くも神社に飽きた三女を急かしてとりあえず参拝します。
二の鳥居。記念撮影スポットとなっております。そして神紋なのかな?が桃!昔は全然気づかなかったんですが、視点が増えると神社参拝も面白いです。
そして三の鳥居、拝殿前の鳥居が珍しいんですよ。鳥居の種類には明神鳥居や神明鳥居などが一般的ですが、そんな古風な概念を打ち砕く桃式!!(そんな名前があるかどうかは知りません)
なんとも可愛らしい鳥居です。いやあ、素敵やん。
賽銭箱ももちろん桃。とにかく桃、桃、桃、のオンパレード。桃太郎まつりです。
額の桃太郎神社の文字が可愛いと感じてしまうのは、文字萌えの属性ゆえです。
お参りを済ませたら、拝殿近くにある授与所(?)で御朱印をいただきます。ホームページによると授与所の営業時間は10時~16時。
七福(神?)巡りの朱印も受け付けているようですが、普通の御朱印だけいただきました。
犬山七福めぐり
犬山七福巡りは犬山の観光協会が行っているもので、専用御朱印帳を名鉄犬山駅で購入することができるようです(200円)。
限定の「犬山七福めぐり御朱印帳」を犬山観光案内所(犬山駅)等で1部200円で販売します。7箇所ある寺社ごとに200円で朱印が受けられ、全て朱印を集めると満願の記念印を最後の朱印を受けられた寺社にて授与いたします。また寺社ごとにオリジナルの「御利益印」も授与いたします。
モデルルートも記載されていました。
全部歩くと156分。おおよそ2時間半かかるようです。最近寺社に興味を持ち始めた次女と巡ってみるのも面白いかも。
宝物館もあるよ!
御朱印をいただける授与所のとなりには、有料になりますが宝物館があります。
宝物館の入館料
- 大人200円、子ども100円
銅像も楽しそうなものもあり三女もノリノリ。せっかくなので入ってみてみることに。
昔は怖くて近寄りがたい銅像ばっかりだった印象だったんですが、時代も変わったんですかね。鬼もこどもたちにずいぶん歩み寄ってきたようです。もうほとんどゆるキャラ扱い。
鬼が不憫に思えるほどです。
茶屋もあるよ?
観光地ということもあり、お土産物屋さんやお茶屋もたくさんあります。もう潰れてるんじゃね?なんて失礼なことを考えていたんですが、元気に営業中。美味しそうだったのでみたらし団子をいただいてきました。
桃太郎神社の見どころ
桃太郎神社には七不思議が伝わっており、境内でも七不思議の一部が確認できます。
一つが洗濯岩。桃太郎のおばあさんが毎日洗濯をしていたという岩です。昔は木曽川の川岸にあったようですが、移動してもってきたとのこと。
うこっけい?もなぜだか元気に境内を走り回っていました。
まとめ
ひととおり参拝した後、三女待望の的当てなどのゲームをして帰路につきました。後、子供の頃に記憶があったちょっと怖めの銅像も残っていました。三女が見つけたら行きたくなくなるので、隠すのが大変だった!
もちろんお土産はきびだんごで!
おしまい。
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