長野県安曇野市にある穂高神社に参拝してきました。ほだか?ほたか?と迷う方もいるかと思いますが、”ほたか神社”と読みます。
式内社(名神大社)、信濃国三宮。旧社格は国幣小社で、現在は神社本庁の別表神社です。
式内社とは
延喜式内社,式社ともいい、『延喜式』の神名帳 (じんみょうちょう) に記載されている神社をさします。 3132座、2861社の記載があり、対するものとして式外社 (しきげしゃ)があります。
式内社は以下の4つに分類されることとなります。
- 官幣大社 - 198社 304座
- 国幣大社 - 155社 188座
- 官幣小社 - 375社 433座
- 国幣小社 - 2133社 2207座
信州・安曇野・穂高、穂高神社の概要
穂高神社の場所
穂高神社は現在の安曇野市、平成17年の大合併前の旧穂高町にあります。安曇野インターチェンジからは車で10分程度、JR大糸線穂高駅に隣接する場所にあることから交通利便性がかなり高い場所にあります。とはいえ、穂高まで来るのに時間がかかるんですけどね...
西側には穂高岳を臨み、北アルプスを一望できる山好きには絶好の場所です。
尚、奥宮は上高地の竜神池入り口に、嶺宮は穂高連峰最高峰の奥穂高岳の頂に鎮座しています。
穂高神社の駐車場
駐車場は穂高神社の北側と南側に大規模な駐車場があります。
特に穂高駐車場は登山者にも使える駐車場で、かなり大規模なものです。北側駐車場、南側駐車場が満車の場合はこちらを探してみるのが良いと思います。
穂高神社の御祭神
穂高神社の祭神
- 中殿:穂高見命(ほたかみのみこと)
- 左殿:綿津見命(わたつみのみこと)
- 右殿:瓊瓊杵命(ににぎのみこと)
- 別宮:天照大御命(あまてらすおおみみこと)
- 若宮:安曇連比羅夫命(あづみのむらじひらふのみこと)
- 相殿:信濃中将(御伽草子のものぐさ太郎)
穂高神社の奥宮は上高地の明神池入り口にありますが、こちらの御祭神は穂高見命(ほたかみのみこと)で、中殿と同じになります。
主祭神の穂高見命は、海神族(かいしんぞく)の祖先の神様で、地名にもなっている安曇族はその末裔。安曇族は元々北九州の栄え主として海運などを司っていたようです。
海神族(かいしんぞく)の祖先としては綿津見命(わたつみのみこと)がいますが、綿津見命も海神です。信州という内陸の地に海の神様がたくさんで面白いですね。穂高神社の例大祭は御船神事ともよばれ、大きな船形の山車が登場します。
穂高神社の御朱印、ご朱印帳
穂高神社の御朱印は2種類。穂高神社と書いていただけるものと道祖神があります。私は穂高神社のみを拝受してきました。初穂料は300円です。
また奥宮でも御朱印をいただけるようです。こちらは珍しく写真入り。上高地の明神池にあってなかなか行けないですが、ハイキングがてら一度参拝してみたいですね。
参考 穂高神社|御朱印
御朱印帳は1000円のシンプルなものと、中殿が描かれた1500円のものがありました。