花の名所、特に萩の花で有名な鎌倉宝戒寺に参拝してきました。
萩の季節(9月上旬~下旬ころ)ではなかったため、花にはあまり恵まれませんでしたが、本堂内の地蔵菩薩(子育経読地蔵大菩薩)は立派でした。
御朱印も拝受してきましたので合わせて紹介していきます。
宝戒寺の概要
宝戒寺の場所
下の地図でも分かるとおり、鶴岡八幡宮と目と鼻の先、鎌倉駅からも徒歩で10分強です。鶴岡八幡宮からはもっと近く鶴岡八幡宮入り口(三の鳥居付近)からなら5分程度で到着します。
鶴岡八幡宮と一緒に参拝したい寺院です。
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宝戒寺の概要
宝戒寺は鎌倉幕府の滅亡後、北条氏を弔うために後醍醐天皇の命により足利尊氏が1335年(建武2年)が創建したと伝えられています。
天台宗の寺院で、国宝的人材を養成する道場として位置づけられ、戒壇院も設けられていました。戒壇とは戒律を授ける(授戒)ための場所ですね。授戒を受けることによって出家者が正式な尼僧として認められます。
マメ知識として天下の三戒壇をメモっておきます。
天下の三戒壇
- 東大寺の戒壇院
- 筑紫の太宰府の観世音寺
- 下野国の薬師寺
授戒はどこでもできるって訳でもないので、由緒ある寺院だということが分かります。仏像も由緒あるものがたくさん。
- 鎌倉24地蔵尊の第1番、経読地蔵大菩薩
- 鎌倉33観音の第2番、准胝観音
- 鎌倉江の島七福神の毘沙門天
宝戒寺の駐車場
宝戒寺には専用駐車場はありません。しかし鶴岡八幡宮も近いことから民間のコインパーキングはたくさんあります。そちらをご利用ください。
宝戒寺の御朱印
宝戒寺の御朱印は本堂内、入って右側の寺務所でいただくことができます。
引用 宝戒寺ホームページより
宝戒寺の御朱印の種類
経読地蔵大菩薩、准胝観音、毘沙門天の3種類の御朱印をいただいてきました。いずれも300円のお布施です。
鎌倉宝戒寺に参拝してきました。
鶴岡八幡宮に寄ったあと、近くの寺院は無いかと検索してヒットしたのが宝戒寺。詳名を金龍山釈満院円頓宝戒寺といいます。長いですね。
参考 鎌倉、鶴岡八幡宮に早朝参拝。御朱印も拝受してきました。
もちろん初めて参拝したんですが、平日だというのに結構な参拝客がいました。参道も真正面から撮りたかったんですが、ひっきりなしに人の往来があるので斜めから一枚。
鎌倉の寺院はほとんど拝観料が要りますね。宝戒寺の拝観料は100円(小人50円)
宝戒寺の情報
- 時間:8時~16時半
- 拝観料:大人100円、小人50円
- 住所:神奈川県鎌倉市小町3-5-22
- 電話番号:0467-22-5512
宝戒寺の由来の看板を眺めつつ、参拝します。天台宗の寺院ってあんまり参拝したことがないんですが、有名な寺院も多いですね。
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新田義貞の鎌倉攻めにより、この寺の南東にある「腹切りやぐら」で、最後の執権、北条孝時をはじめ北条一族870余名が自害したと伝えられています。
滅亡した北条氏の霊を弔うため、また修行道場として、後醍醐天皇が足利尊氏に命じ、北条氏の屋敷があったとされるこの地に寺を建立させました。
境内には四季を通じて花が咲き、9月には白いハギで埋め尽くされる「萩の寺」として有名です。
由緒ある寺院ではありまsぐあ、境内自体はそんなに広くありません。
引用 宝戒寺ホームページ
梵鐘など見どころもありますが、まずはご本尊に挨拶ということで、本堂へ向かいます。本堂前にも萩がたくさん!全部咲いたら見事なんでしょうね。
本堂内には、経読地蔵大菩薩、准胝観音、毘沙門天などの有名な仏像のほか閻魔様などたくさんの仏像が安置されていました。御朱印を書いていただいている間も仏像を眺めたり、庭を眺めていましたが、うすぐらい雰囲気のある堂内でした。
御朱印初心者に有名なお寺?なのかは分かりませんが、参拝もせずに御朱印をいただいている人が何名かいて、お寺の方に優しいけど重い声で「参拝してね」と言われていました。
德崇大権現堂(とくそうだいごんげんどう)。鎌倉幕府最後の執権、北条孝時を德崇大権現として祀っているお堂です。
仏教の祖、聖徳太子を祀る聖徳太子堂です。優れた工芸技能者の育成にも注力したということで、諸職人の守り神として信仰されています。
帰り際に参道を。左右にはこれまた萩。やっぱり咲いたときを見てみたい...