先日、東京・渋谷駅から徒歩で行ける場所にある「アツコバルー」というギャラリーに植田正治さんの写真展を見てきました。
アツコバルー
〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-29-1 クロスロードビル5F
tel:03-6427-8048
mail:ab@l-amusee.com
参考:アツコバルー
アツコバルーは東急百貨店本店のすぐ隣りにあるクロスロードビルの5階にあります。写真展は4月16日から5月29日まで、この土日で終わっちゃうのが残念ですが、都内の方ならまだ間に合う!植田正治風の写真が撮れるようなセットもあり面白い写真展だったのでちょっとだけ紹介したいと思います。
植田正治さんは紹介するまでもないくらい有名な写真家さんですね。鳥取砂丘撮られた懐かしく、でもスタイリッシュな写真群を見れば「あーこの人が植田さんなんだ」と思う方も少なくないと思います。
今回の写真展は、植田さんが80年代に手がけたファッション写真を中心に展示されており、カラーの写真も多く展示されています。
受付で写真を撮っても良いですか?と尋ねたところ、寄った写真じゃなければ全然大丈夫ですよ!と言われたのでギャラリーの雰囲気が分かる写真も少しだけ撮ってきました。
白を基調とされていて落ち着いた雰囲気。最近は額装も見るようにしているんですが、大きく余白をとった壁と同じような色合いの額装ですね。統一感があって写真が際立って見えました。
狭いギャラリーだと見るのに疲れてしまうことも多いんですが、ゆっくりと見ることができます。入場料500円でワンドリンク付きなのでひととおり展示を見たら中央のフリースペースで写真集を眺めながらゆっくりと写真に浸ることができます。
植田調の写真を撮って遊べるスペースがこちら。これはまさしく鳥取砂丘!植田さんが撮り続けた鳥取砂丘が都会のど真ん中渋谷に再現されています!?
「子狐誕生」の再現写真を撮るための小道具も用意されました。お面があってもあのジャンプは僕には不可能だな...友達とわいわいと一応撮りましたけれど(笑)
「子狐誕生」はこちらですね。
植田さんはローライフレックスを愛用していたというイメージがあって、ハッセルブラッドを使ってたイメージはあんまり無かったんですが、一時期使用していたみたいですね。
プリズムファインダーが付けられた、ハッセルが何気なく置かれていました。三脚もGitzoでしたし、このセットだけで数十万コースじゃないかと思いましたが、誰でも触れるような場所に何気なく置いてあります。
植田さんの写真は好きで写真展も何回か見に来ているんですが、展示がファッション写真中心ということで、見たこともない写真も多く新たな一面を見ることができました。僕のような素人が植田さんの写真を語る様な大それたことはできませんが、福山雅治さんなどの写真好き有名人が慕い続けるのが分かるような気がします。
いつか植田正治写真美術館に行ってみたいと思っているんですが、場所が鳥取県なんですよね...。以前出張で鳥取県に何度か行ったことがあるんですが、その頃は写真が趣味じゃなかったんで植田さんのことも知りませんでした。今だったら間違いなく仕事ほったらかしで見に行っちゃっていただろうな。
写真展も残すところ土日のあと二日だけ。渋谷に砂丘を見に行ってはいかがですか?
写真展情報:アツコバルー「植田正治のファッション写真展」