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「長野県の校歌に登場する山々」地域別ランキングが発表されていました。

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長野県立歴史館の調べた調査になるんですが、長野県の学校(小学、中学、高校)の校歌で歌われている山々のランキングがありました。

北アルプス、中央アルプス、南アルプスという日本アルプスに囲まれた長野県は日本百名山の31座(県境を含む)がある県でもあります。

校歌には子供の頃から慣れ親しんだ地域の自然が詠まれていることが多いですが、長野県ではアルプスなどの山並みが多く歌われています。

以下、調査結果は2014年長野県立歴史館夏季展「山とともに生きる」開催にあたり、長野県立歴史館で調査されたものです。

長野県は”北信(ほくしん)”、”中信(ちゅうしん)”、”南信(なんしん)”、”東信(とうしん)”に分けられて語られることが多いので、この4地区ごとの調査になります。

北信(ほくしん)

長野県北部の地域であり、県庁所在地である長野市が所在する地域です。

注意
アルプス:北アルプスを中心に集計
五岳:斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯綱山の5つの山

長野市から北方に位置する飯綱山が一位でした。飯綱高原のスキー場や別荘地も有名な山ですね。あとさすがの北アルプス、登山者にも大人気の北アルプスが第二位でした。

中信(ちゅうしん)

中信地区は長野県第二の都市、松本市が所在する地域です。北では北アルプス。南(木曽地方)では中央アルプスに接します。

乗鞍岳は、穂高岳、常念岳は北アルプスの山なので、鉢伏山を除くと全てがアルプスに関連する山ですね。鉢伏山は南に写真を撮る人にはお馴染みの高ボッチがある筑摩山地に位置します。

南信(なんしん)

南信地区は北には諏訪、南には飯田という都市が存在します。伊那谷は中央アルプスと南アルプスに囲まれ、諏訪地域は八ヶ岳連峰を眺めることができます。

注意
赤石:赤石岳と赤石山脈
駒ヶ岳:甲斐駒ケ岳と木曽駒ヶ岳(ともに百名山)の両方を集計
八ヶ岳:赤岳を中心に8峰が連なる火山群の全てを集計

甲斐駒ケ岳(東駒)と木曽駒ヶ岳(西駒)の両方を集計しているっていうこともあるんでしょうが、駒ヶ岳が大人気でした。諏訪地方からは富士山も眺めることができることもあり、唯一県外の山として富士山がランクインです。

東信(とうしん)

上田城のある上田市、日本有数の別荘地である軽井沢がある地域です。

浅間山が断トツですね。軽井沢に行くとその姿は感動ものです。納得の一位ですね。烏帽子岳が2位なんだっていうのはちょっと意外でした。

まとめ

長野県は山が密接に関わりあって生活している地域なので、実に多くの学校で山の名前が校歌として歌われていました。全県でみると、アルプスという名称が一番人気でした。

「岳」という漢字を使った名前も同世代や子供世代ともに多いような気がします。

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