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総務省データを使った「世帯の年間収入マップ」が面白い。岐阜県揖斐郡大野町には何がある?

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「世帯の年間収入マップ」をご存知でしょうか。

総務省の発表しているデータを清水正行さんという方が可視化してマッピングしているサイトなんですが、これが実に面白いのです。

世帯の年間収入マップ

1.世帯の年間収入マップ

群馬県のエンジニアの方が公表しているマップで、総務省の「平成25年住宅・土地統計調査」というデータを使用しています。

「世帯の年間収入階級(5区分)」をマッピングしていますが、すべての市区町村のデータがあるわけではないので、データのない市区町村はグレーで表示されます。

年間収入階級(5区分)は「300万円未満、300万円〜500万円、500万円〜700万円、700万円〜1000万円、1000万円以上」で区分されています。

このサイトの面白いところはその収入世帯の全世帯に対する割合を市町村毎に表示してくれるところです。

・年収500万円~700万円の世帯が15%を超える市区町村

結構多いですね。でも北海道や東北、四国や九州には少なそう。ということが視覚的にすぐ分かります。

2.金持ちの多い市区町村はどこだ?

そうなると気になるのはお金持ちの多い市区町村はどこだ?ってことです。下世話ですね。

でも気になるもんは仕方ありません。

年収1000万円超が15%以上もいる市区町村で調べてみました。

・年収1000円超の世帯が15%を超える市区町村

なんだか分かりませんね。東京あたりに赤い点があるのがかろうじて分かります。では拡大してみましょう。

東京都心部は兵庫県芦屋市がエントリーしています。芦屋市は六麓荘など関西屈指の高級住宅街を要する場所ですね。納得です。

 

ここで一つ疑問が。真ん中にある赤い点。これってどこ?

700万円~1000万円以上の世帯も13%と全体(約11.1%)よりも上回ります。

1000万円以上の割合にすると芸能人がたくさんいるイメージの目黒区(16.33%)、千葉県で最も所得水準の高い浦安市(15.88%)を上回る16.42%!

岐阜県大野町のことははじめて知ったんですが、驚きです。驚きの金持ちさです。

・1000万円以上の割合が15%以上の市区町村

東京都 港区 26.54%
東京都 千代田区 23.86%
神奈川県 青葉区 21.48%
東京都 中央区 21.15%
神奈川県 都筑区 18.03%
東京都 渋谷区 17.10%
東京都 文京区 16.89%
兵庫県 芦屋市 16.82%
東京都 世田谷区 16.61%
岐阜県 大野町 16.42%
東京都 目黒区 16.33%
千葉県 浦安市 15.88%

3.岐阜県の大野町には何がある?

大野町(おおのちょう)は、岐阜県の西部、濃尾平野の西北端に位置し、揖斐郡に属する町である。(引用元:wikipedia

岐阜市の西方、大垣市の北方に位置するようです。人口は約23,000人なので小さな町ですね。

濃尾平野の北部に位置し、北部に標高300m程の山地があるが、町域の大半は平地である。揖斐川と根尾川の合流地域に位置し、東、西、南で川に囲まれている。(引用元:wikipedia

との記載のとおり川に挟まれた平地にあるみたいです。

かつては名古屋鉄道の谷汲線・揖斐線が走っていたものの、現在は廃線となっており、町内をとおる鉄道はありません。

産業はというとこれといったものはものはなさそうです。町のホームページをみると柿押しが著しいので多分柿が有名なんでしょう。

後は薔薇(バラ)の生産が盛んのようです。調べてみると、バラ苗生産は日本一らしいですね。

4.まとめ

結果として何で大野町が豊かなのかはよく分かりませんでした。バラ苗の生産は日本一みたいですが、農業従事者の割合はそんなに高いわけでもなく、平成7年から平成22年にかけて半減しているような感じです。かといって大企業があるような企業城下町でもなさそうですし。

つまりは、大野町が豊かな理由は全く分かっていません。

収入割合を可視化してくれる「世帯の年間収入マップ」ですが、なかなか面白いサイトです。こういったサイトを作れるスキルが僕にもあれば、色々とやりたいことはあるのになーって思いました。

大野町についてもうちょっと詳しく調べてみました。
https://yama10camera.com/town-ono/

2月15日にこんな関連記事も書いています。
https://yama10camera.com/oonocho-joseijishin/

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