前回の知識編の続き、山行編です。
登山ルートの情報、温泉情報などは知識編をみてください
概要
2015年9月半ば、曇天
霧ヶ峰という名前のとおり、すかっとした晴天ではありませんでした。
主な装備
(身につけているもの)
- 夏山用の服装
- ストック
- ザック30L(子供は20L)
- 帽子
- カメラ
9月半ばとはいえ山頂はそれなりに冷えますので、レインウェアのような風に強いウェアが必要です。
(ザック内のもちもの)
- 応急処理グッズ
- 水0.5L(ナルゲン)
- 山専用ボトル900ml(カップヌードル用分)
- ヘッドライト
- レインウェア
- 座布団(座るときのマット)
- フリース
- 食糧(カップヌードル、おにぎり、チョコなど)
山専用ボトル900mlでもカップヌードルレギュラーサイズなら3人分作れます。山頂で料理をする予定が無ければ山専用ボトル(サーモス)は本当におすすめです。
山行
9歳の次女(小学3年生)と5歳の三女(年少)と3人で、百名山の一つ霧ヶ峰の主峰、車山に行ってきました。主峰なんて仰々しく書きましたが、片道1時間も無いゆるゆるハイキングです。
登山口
車山肩の駐車場は200台ほど止められる大きな駐車場です。道路の反対側にもあるので、駐車場で止められないっていうことはあまり無いと思います。ただ、ニッコウキスゲが見頃の時期(例年7月半ば頃)には大渋滞するのでその季節だけは要注意です。
コロボックルヒュッテでハイキングコースを確認します。子供との登山で一番注意したいのはトイレ。子供が行きたくないって言っても登山口で必ずトイレを済ますようにしています。車山肩にもトイレは備えられています。
山頂へ出発
道中は目印らしいものはほとんどありません。もくもくと小一時間歩くのみです。
お姉ちゃんのザックとストックを強奪して一丁前に登る三女。車山山頂は霧の中で全く見えません。
晴天だったらものすごくきれいなんだろうなーって思いつつも残念ながらの曇天です。後ちょっと寒い。
すぐに立ち止まって面白い形の石を探す三女。ザックとの大きさのバランスが...
ビーナスラインがきれいです。夜に長秒で車のライトの軌跡を撮っている写真をよく見るけど、どこらへんで撮っているんだろう。
石が多いので、ふざけて歩いていると転びます。
なぜかケルンを拝む2人。信心深いねえ。
案の定途中からザックを持つのに疲れた三女。次女にザックを返して走って行きました。
頂上付近
子供と遊びながら歩いていてもものの1時間で山頂に到着です。
目印の気象レーダー。間近で見るとでっかい!!
気象レーダーと星を絡めた写真もよく見ますね。夜中にここで一人かー。怖くて僕なら泣いちゃう。
車山高原スキー場からはこのリフトを使って登れます。車山肩から登ってきた人よりもこっちの方が多かったぐらい。結構の数の方がリフトで登って来ていました。
山頂に鎮座する車山神社。諏訪地方らしく御柱もたてられています。っていうことはここまで柱を上げるんですね。
調べてみたら6年前の車山御柱祭の特設ホームページがありました。
参考:車山御柱祭
山頂に着くと、かなりの確率で眠りだす次女。バックは諏訪の街です。
一通り遊んだあと、3人でカップヌードルを食べてそそくさと下山します。
下山
下山を始めて、少しすると山頂が霧に包まれます。「あれが雲だよー」って僕が言うと、「雲を食べてくる!!」と山頂へ戻って駆けだす三女。ま、雲を食べるのって憧れだよね。
まさしく老若男女楽しめる山って感じです。子供から年配の方までたくさんいました。
帰りの道のりは早く、30分もしないうちに車山肩の駐車場が見えてきました。
車に着いたら爆睡三女。頑張ったもんね。後で百名山バッジを買ってあげました。子供はバッジが欲しくて登っているところがあるので、バッジを買わないと発狂します。
まとめ
きつい傾斜もないので小さい子でも難なく登れると思います。
山に登ってきたと言うたびに「ずるいずるい!」と言っていた三女ですが、実際に山に連れていってあげたら思いのほか楽しかったようです。この後違う山にも登っているんですが、今度は山に泊まりたいと言っております。山小屋みたいなところに泊まるには小さすぎるし、山の上のホテルみたいなところなら泊まれるかな。千畳敷ホテルや王が頭ホテルなどが候補なんですが、結構なお値段がするんですよねえ。と二の足踏んでいる真っ最中です。