今年のGWは奥穂高岳付近でたくさんの遭難がありました。穂高連峰の中でも比較的初心者向けと言われる西穂高岳独標まで行ってきました。
西穂独標(にしほどっぴょう)
西穂独標は西穂高岳のいくつかある中のピークの一つです。西穂高岳は穂高連峰の中で唯一3000mに満たない山頂であり、西穂独標はさらに低い2701mです。
西穂高岳(にしほたかだけ)は、長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる標高2,909 mの飛騨山脈(北アルプス)南部の山である。山域は中部山岳国立公園に指定され、花の百名山に選定されている。
新穂高ロープウェイから西穂独標までの間には人気の山荘「西穂山荘」があります。先日購入した「やさしい山のお天気教室」はこの西穂山荘の常務さんが書かれたものですね。
西穂独標への登山ルート
最も人気のあるのは新穂高ロープウェイを使ったルートです。
ロープウェイからは西穂山荘がちょうど中間点になります。西穂山荘まで90分、山荘から独標までが90分のコースタイムです。
新穂高ロープウェイは第一ロープウェイと第二ロープウェイに分けられており、登山をする際は第二ロープウェイから乗った方が便利だと思います。第二ロープウェイから乗る場合はしらかば平駅から乗ることになります。
しらかば平駅
コースタイム
合計距離は6kmちょっと。累積標高も500m超えるくらいなので体力レベルは低くても大丈夫じゃないでしょうか。ロープウェイを降りたらもう2000m超えているっていうのも体力のない僕には嬉しいところです。
出発時刻/高度: 09:05 / 2144m
到着時刻/高度: 14:23 / 2146m
合計時間: 5時間18分
合計距離: 6.54km
最高点の標高: 2674m
最低点の標高: 2108m
累積標高(上り): 562m
累積標高(下り): 574m
コースタイム:5時間(登り:3時間、下り:2時間)
見どころ
新穂高ロープウェイの展望台からは槍ヶ岳を見ることができますが、登山道に入ると穂高山脈の後ろに隠れてしまい見ることができません。
とはいえ笠ヶ岳や焼岳、乗鞍岳などの北アルプスの名峰に囲まれながら登るのは気持ちいいです。西穂山荘までは樹林帯を登ることになりますが、山荘を超えれば見晴らしの良い稜線を歩くことになります。西穂山荘から丸山までは緩い傾斜の登山道なので、丸山までを目的に登っている方もいました。
西穂山荘はラーメンが美味しいことでも有名です。下山時に味噌ラーメンをいただきましたが、疲れた身体に濃い目の味噌味が身体に沁みました。