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魔の山と呼ばれた谷川岳へのソロハイク(山行編)

更新日:



前回の続き山行編です。

魔の山と呼ばれた谷川岳へのソロハイク

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概要

単独行です

時期と天候

2015年10月半ばの晴れ

早朝から登りましたが風が強かったです。

主な装備

(身につけているもの)

  • 夏山用の服装
  • ストック
  • ザック30L
  • 帽子
  • カメラ
  • ハイドレーション

(ザック内のもちもの)

  • 応急処理グッズ
  • 水0.5L(ナルゲン)
  • 山専用ボトル900ml(カップヌードル用分)
  • ヘッドライト
  • フリース
  • レインウェア
  • 食糧(カップヌードル、チョコなど)

痛恨のミス、アイゼンを持っていきませんでした。10月くらいになれば降雪があるので必須ですね。

山行

天神平駅から熊穴沢避難小屋まで

登山をしたのが10月の平日。ロープウェイは7時からだと思っていたら、平日は8時からでかなり待ちぼうけしました。同じように勘違いされた方が多数いたらしくロープウェイ乗り場の待合は混雑してました。きちんと確認しないといけませんなっ。

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8時になったらそそくさとロープウェイに乗りこみます。駅付近には降雪が無い時期だったので登山客がほとんど。後は天神平辺りの散策を目的とした観光客でしょうか。

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赤城山と同じく紅葉はほぼ終わり。色づいた樹もないわけではありませんでしたが、早々に冬の装いでした。

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天神峠展望台までゴンドラで登ることもできますが、距離はほとんど変わりません。お金もかかるし、時間もあるので天神平駅から登ることにします。半分以上はゴンドラは使っていなかったんじゃないかな。

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はじめは緩い傾斜をゆっくりと登ります。3日連続で登っているので緩いのが嬉しいです。

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前日の雨の影響もあり木道が濡れていました。滑りやすいので気を付けたいところ

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ゴンドラを使った天神峠展望台からのルートとの合流地点。天神峠からはちょっとくだるんですね。

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天気は良いんだけど、冬の空でものものしい!

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なんて花なんだろう。下山後に調べないずぼらな僕は一生かかっても花の名前を憶えられる気がしません。花に詳しい山友達でもできれば別なのかな。

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平日だっていうこともあり、人も少なく山道は静か。日が低いうちから登るのが好きです。キーンと冷えた空気が良いよね。

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滑りやすい箇所にはきちんと鎖が整備されています。子供と登るときには気を付けたいような箇所ですね。

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歩いて30分もしないで、熊穴沢避難小屋が見えてきました。

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避難小屋のある地点は分岐地点となっています。いわお新道をとおれば水上駅まで徒歩で行けるようです。長すぎて僕には無理ですが...

おとなしく山頂方面に向かいます。後1.8kmなのでちょうど中間地点なんですね。

熊穴沢避難小屋から山頂まで

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避難小屋を超えたあたりからちょっと道も険しくなってきます。手を使って登らないといけないところも。

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山々がだんだん低くなってきました。

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登ってきた道を振り返ると...

結構登ってきましたね。樹林帯も抜けて気持ちが良い!

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どんどん雲と同じ高さに。子供と一緒に登ると雲の中に入ることが興奮するみたいです。都会にいた頃は雲の中に入るって夢物語のような感じがしたなー。案外簡単に雲の中に入れちゃうもんですね。

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数日前に降った雪が少しずつ目立ち始めます。

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あっれー?凍ってる?凍ってるね(笑)まだまだ秋だと思っていたんだけど頂上が近づくにつれて冬本番に

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枝もきれいです。早い時間から登り始めると樹氷も見やすいです。日が高くなると溶けてしまいますからね。

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天狗の溜まり場到着。写真撮り忘れちゃったけど左には天狗の腰掛岩があります。うっすら見えるので岩を感じて!!

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ナンテンの実のような感じ。ぱきっぱきに凍ってました。青空とのコントラストが素敵っくす。

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階段の先は雲の中。雪がじゃりじゃりの階段です。

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登るにつれて雪も目立ち始めて、雲の中に入ったり

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雲を抜けたり。

雲の全くない快晴よりは雲の表情のあるこんな日の方が登りがいがあります。ぼーっと雲を眺めるのも楽しい。

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凍り始めて、あれ?ちょっとやばいかな?といった感じに。下山するすれ違った人に雪の状況なんかを聞きます。その方もアイゼン無しで登ってきたということで引き返さずにいけるところまで行ってみることに。

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ゆっくりと慎重に登ります。

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肩の小屋をとおり過ぎるときは真っ白だったんだけど、通り過ぎた後に晴れました。雲の中に入っちゃうと全く分からないね。

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えっと。何のモニュメント?何が書いてあるのかも全く見えません。

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カメラマンがいるあたりが山頂!手前の耳、トマの耳です!

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無事登頂!怖いような場所はありませんでしたが、ここまで雪が残っているとは思いませんでした。さて、オキの耳に行こうかな?諦めようかな?

山頂付近、そして下山

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オキの耳までは10分程度。目と鼻の先といった感じですね。しかし風が強かったですし、アイゼンを忘れたというポカもしていたことから不安だけがありまして、今回はトマの耳までとしました。オキの耳は断念したけれど、また登りに来ればいいしね。少しでも不安を感じたらやらない。を一応モットーにしているのでもったいない気はしましたがまた今度。

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それにしても刻一刻と変わる表情をみれて飽きない一日だったなー。

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カメラマンさん達も納得の一枚撮れたかな?

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僕もたくさん写真が撮れて楽しい一日となりました。帰りはさくさくっと下山したんだけど、登りのときには気付かなかった富士山が!

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やっぱり富士山って偉大だなー。見えるだけでテンションがあがってしまいます。

まとめ

オキの耳を制覇することはできなかったけど、大満足の谷川岳でした。ここなら娘も連れてこられそうだし、もう一度来たいな。10月ぐらいになったらザックの中にはチェーンスパイクを常備しておいた方が良いですね。これは勉強になりました。

軽アイゼンとチェーンスパイクの違いってなに?どう使い分ければ良いの?を考えてみた

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