登山とは切って切り離せないものは地図。
そう地図を制する者は登山を制すると言わんが如きまでに地図は大事なのです。
登山を始めたときに入れたアプリに「山と高原地図」があるんですが、これが便利すぎるのでちょっとそのことについて書いてみました。
昭文社といえばまっぷる(mapple)で有名な地図会社ですが、その会社がハイカーや登山者向けに発行する「山と高原地図」は50年以上のロングセラー商品なのです。全国約1500の山々が網羅されていて、紙質も耐水性・耐摩擦性に優れたものにする等工夫がなされており、多くの登山者に愛されています。
同名のアプリとして昭文社から出されている「山と高原地図」は紙媒体の地図と同様のものをスマートフォンで確認することができ、GPSを利用して現在の位置まで表示してくれます。
登山初心者の僕からすると現在の位置を表示してくれるのはすごくありがたくって、コースタイムも表示されるので後どれくらいで休憩地点、山頂なのかがすぐに確認できます。
電波の届かない山の中でも大丈夫?って思いましたが、地図を最初にダウンロードしておけば後は電波の届かない場所でもGPSで現在位置を補足してくれます。バッテリーの持ちは大丈夫?こちらも心配ですが、8時間くらいの山行でもバッテリーが無くなることは今のところありませんでした(iPhone5S使用)。写真を撮ったりLINEをしたりするために予備のバッテリーは用意して行っていますが、念のために充電しておくか。ぐらいです。
更には2015年10月30日からは機内モードでもGPSの取得が可能となっていました(iPhone)。黙々と歩いているときは機内モードで十分なのでバッテリーの消費を抑えることができるのは嬉しいですね。
今、ホームページを確認したところ
なお、ルート記録の取得間隔を5分以上にして機内モードにした場合に、ルート記録が正しく記録されないことがある事象を確認しており、原因を調査中です。
修正が完了するまで、機内モードで利用する場合は、取得間隔を3分以下に設定してご利用いただくようお願いいたします。(引用:昭文社「山と高原地図 アップデート情報」)
との注意書きがありました。自分の設定を確認したら30秒毎の更新でした。結構短めに設定していましたね(初期設定のままですが)。
登山をされている方は、登山専用SNSサイト「ヤマレコ」を利用されている方も多いと思いますが、ヤマレコと「山と高原地図」は相性がよく、山と高原地図アプリで記憶した登山記録(GPXファイル)をそのままヤマレコに登録することができます。
また、逆にヤマレコで計画した登山計画をGPXファイルで書き出すことによって山と高原地図アプリで表示することもできます。
スマホは壊れる場合もあるし、充電が無くなる心配もあるから紙の地図は絶対に持って行った方が良いよ!と言われたことがあるので、一応持っては行っているんですがスマホで地図を確認することの方が正直多いです。一応持って行っている地図も先ほどの「ヤマレコ」で計画した地図を印刷して持って行っているだけですしね(紙の地図を買うと1000円近くするので)。
ほかにもYAMAPなんてアプリもあるみたいですが、こちらは地図機能だけじゃなくてSNS昨日も充実しているみたいですね。使い慣れた「山と高原地図」を使えるのはこのアプリだけなので是非お試しを!
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