先日、単眼鏡選びからはじまり、Vixenの単眼鏡「マルチモノキュラー」を買いましたというブログを書きました。
amazonで購入したところ翌日の3日に届きましたので開封をしてみました。
購入したのはこちらの、4×12と6×16です。知人にお任せするから買っておいてと頼まれていたので、あえて倍率の違うものにしてみました。
Vixenでも美術鑑賞のための単眼鏡は4倍と6倍がおススメらしく、「単眼鏡が広がる美術鑑賞の世界」という特集ページでもこの2つのマルチモノキュラーが紹介されていました。
Vixenの単眼鏡(4倍・6倍)の違い
2つの単眼鏡の違いをまとめてみました。倍率が高い(遠くまで見える)方が、明るさが暗く、品物は大きく、至近距離を見ることができません。
倍率 | 4倍 | 6倍 |
対物レンズ有効径 | 12mm | 16mm |
プリズム材質 | BK7 | BK7 |
実視界 | 11.5° | 9.3° |
見掛視界 | 46.0° | 55.8° |
1000m先視界 | 201m | 157m |
ひとみ径 | 3.0mm | 2.7mm |
明るさ | 9 | 7.3 |
アイレリーフ | 15.0mm | 12.0mm |
至近距離 | 約20.0cm | 約25.0cm |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 5.8×3.1×3.3cm | 7.0×3.1×3.5cm |
重さ | 60g | 65g |
その他 | ルーペスタンド併用可 | ルーペスタンド併用可 |
(ミクロ倍率 12倍) | (ミクロ倍率 18倍) |
共にソフトケースがついています。
開けて実物を確認してみた。
僕は箱はとんどん捨てちゃう派なので、せっかくなので写真を撮っておきました。箱サイズは4倍でも6倍でも変わらないですね。
単眼鏡はソフトケース入り
単眼鏡はソフトケースに入っています。厚い生地で高級感があります。
ソフトケースから単眼鏡を取り出してみました。長さの差は1.2cm。ほとんど気にならない差ですね。倍率が高い6倍の方が大きいです。
赤いラインがNIKONを想わせるのは僕だけ?
単眼鏡の大きさ
大きい方の6倍を手に持ってみましたが、かなり小さいです。僕は手が大きい方だと思いますが、すっぽりと単眼鏡が手のひらに入りました。ポケットにも入るコンパクトさです。
iPhone7 plus とのサイズ比較
iPhone7 plusとのサイズの比較をしてみました。短辺に収まる大きさです。
ネックストラップ付き
ソフトケース以外にもネックストラップがついていました。首からぶら下げて歩けるので便利ですね。
蓋は外れやすいかも?
小物をすぐ無くしてしまうマンとしてはマイナスポイントなんですが、キャップははめるだけ。ソフトケースに入れずに鞄などに仕舞っておいたのでは、外れてしまいそうな感じです。カチッとはまる訳ではないので、歩いているときにも外れてしまうかな?多分1年後にはキャップをなくしていると思います(笑)
ホームページを見てもキャップだけの別売りはなさそうですね。なくさないように気を付けないと...
実際に単眼鏡を覗いてみて
4倍と6倍の単眼鏡を使って色んな距離のものを覗いてみました。手の届く範囲のものを覗くっていうことはほとんどないと思いますが、2~5mくらいの距離であれば4倍の単眼鏡で十分な気がします。もちろん鑑賞物の大きさや、どこまでのディティールを見たいかによりますが、4倍でも十分な大きさで見ることができます。
それ以上、5mを越えてくると6倍の単眼鏡の方が有利かな?これは覗く側の個人差が大きいと思うので、あくまで僕の直感です。
美術館だと5m以上離れたものってあんまりないので4倍で十分じゃないでしょうか。仏像はちょっと離れたところの暗闇に安置されていることも多いので、6倍も活躍しそうですね。
購入してはいないのですが、8倍という高倍率モデルも存在します。色々なところで6倍を使ってみるのが先ですが、2つもっていくなら4倍と8倍を持っていく方が使い分けができそうですね。
単眼鏡のまとめ
単眼鏡もってふらふらと少しだけ散歩してみたんですが、ずっと見ていると酔いますね(笑)特に6倍は長い時間使うもんじゃないなーって思いました。双眼鏡をもってコンサートなどを見に行く人も多いですが、やっぱり酔うのかな?
来週末はたくさんの仏像に触れ合いに行く予定なので、単眼鏡を使うのが楽しみです。