山とカメラが趣味の僕が、日々の暮らしと趣味のことを綴ります

運動会用の望遠レンズとしてのオリンパス「M.ZUIKO ED40-150mm F2.8PRO」

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以前、子供を撮るためのレンズ。特に望遠レンズ選びに迷っているという記事を書きました。

参考 子ども撮り用の望遠レンズが欲しいので買いたいレンズを比較してみた。

その後望遠レンズを購入してこの悩みは解決したんですが、悩み解決記事を書いていませんでしたので、記事を書いてみたいと思います。アンサーソングならぬ、アンサー記事のようなものです。

運動会カメラとしてのマイクロフォーサーズ

僕はセンサーサイズの違う2台のカメラを持っています。

  • D800
  • OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II

違いは上のとおりセンサーサイズです。フルサイズ・マイクロフォーサーズと2種類のセンサーサイズのカメラを持っていますが、センサーの大きさはフルサイズの方が大きいです。マイクロフォーサーズはざっくりいってしまえば、フルサイズの半分のセンサーサイズしかありません。

センサーサイズが違うことによって2つはどのようなメリット・デメリットがあるんでしょうか。利点をまとめてみます。

ここで大事なのは、焦点距離が2倍。というところ。センサーが大きいカメラ(フルサイズ)の方がメリットはたくさんあるんですが、マイクロフォーサーズのようなセンサーが小さなカメラにも利点があります。その代表的なものが、焦点距離が稼げるということ。そのほかには機材が小さく、軽くなって、価格もフルサイズに比べると断然安い。などがあります。

運動会ではなぜマイクロフォーサーズが良いのか。

運動会などの野外競技では、望遠レンズ、つまり焦点距離の長いレンズが必要な局面が多いです。

レンズには〇〇ミリと書かれていますが、この〇〇mmというのが焦点距離、この数字が大きい方が望遠レンズです。「長いレンズ」などとも言います。

運動会ではあくまで僕個人の感想ですが、最低でも300mmは欲しいです。小学校・中学校と運動場が広くなればなるほどもっと長いレンズが欲しくなります。

一般的に望遠レンズって高いです。焦点距離が長くなればなるほど高くなっていきます。そこで役に立つのがさきほどの「焦点距離が2倍」というワードです。300mmという焦点距離はそのレンズが持つ焦点距離ですが、ボディーを変えることによって焦点距離をのばすことが出来ます。具体的にいうと、センサーサイズが小さいカメラ(ボディー)を使えば使うほど、焦点距離がのびます。

マイクロフォーサーズは焦点距離が2倍になるので、300mmのレンズを使っても600mm(300の倍)の焦点距離で撮影ができるのです。

マイクロフォーサーズのレンズは軽くて安い

これは一般論ですが、センサーサイズの小さいカメラ用のレンズ。マイクロフォーサーズのレンズは総じて軽くて安いです。フルサイズのカメラはボディーも大きいですし、レンズも大きくなります。そして価格も高くなります。

画質などは若干甘くなりますが、素人が見る分にはほどんど分かりません。特に写真はスマホやタブレットで見る。又は印刷してもL版(一般的な写真サイズ)ぐらいであれば、マイクロフォーサーズのカメラでも十分な解像度を得ることができます。

買ったレンズは「M.ZUIKO ED40-150mm F2.8PRO」

そのような結論から僕が買ったのはオリンパスの「M.ZUIKO ED40-150mm F2.8PRO」オリンパスのレンズ群の中では質が高く、高級なレンズPROシリーズのレンズです。広角レンズ、標準レンズ、望遠レンズの高品質モデル3種類を俗称で大三元レンズなどと言いますが、オリンパス大三元レンズの一翼を担うレンズです。

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

URL オリンパス|M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

「40-150mm」とレンズには記載されていますが、僕の使っているOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIなどのOM-Dシリーズで使えば、80-300mmのレンズとして使うことができます。

おススメは1.4倍テレコンとのセット

「M.ZUIKO ED40-150mm F2.8PRO」を買うなら断然おススメは1.4倍テレコンとのセット。テレコンとはテレコンバーターのことです。

カメラとレンズを接合して普通は撮影しますが、そのカメラとレンズとの間にテレコンをかますことによって、焦点距離を数倍にすることができる便利な道具です。「M.ZUIKO ED40-150mm F2.8PRO」には1.4倍テレコンのセットが用意されていますが、このテレコンを使うことによって、112-420mmにすることができます。最長420mmのレンズとして使うことができるんですね。

1.4倍のテレコンですが、これを単品で買おうとすると約3万円、でもテレコンセットでレンズを購入すると差額が約2万円なんです。これはお得

お勧めしている「40-150」というレンズ。確かに15万弱というちょっと手を出しづらい価格のレンズです。高価ですよね。でも、カメラにハマりそう。写真を趣味にしたい。子供をきれいに撮りたい!という要望は必ず叶えてくれます。

望遠レンズは一眼レフカメラ・ミラーレスカメラを持っているからこそのレンズです。普段取っている写真とは全く異なる写真を撮ることができるようになります。

ちなみに、テレコンを使うとレンズが暗くなります。F2.8のレンズに1.4倍テレコンを突けると、F4(2.8×1.4)のレンズになります。

「M.ZUIKO ED40-150mm F2.8PRO」を使った写真

運動会の写真

実際の運動会の写真を何枚か。

バレエの写真

娘の習い事のバレエでも活躍しています。会場が広く暗いですが、十分に写真が撮れます。ISO1600まで感度をあげていますので、ざらつきはありますが、レタッチ後にはそれなりにきれいな写真に仕上げることができます。写真はレタッチ前。

この写真は数十メートル離れて撮っています。暗い室内で動く被写体を撮るにはF2.8という明るいカメラが欠かせません。

まとめ

最近の運動会は、春か秋に行われますね。うちの小学校は秋ですが、運動会のカメラについて考えた記事の閲覧数が増えていたので、自分の使っている機材を紹介してみました。

参考 運動会で一眼レフカメラデビュー!子供撮りをしたいカメラ初心者のための選び方を考えてみた。

参考 2017運動会で買いたい一眼レフカメラまとめ

それではよいフォトライフを!

  • B!