七夕の日、以前から気になっていた弘長寺にあじさいを見に行ってきました。
弘長寺は「松本 あじさい寺」で検索すると第一位にヒットするあじさいで有名なお寺。別名は”信濃あじさい寺”です。信濃は長野県の別名ですからね、長野を冠とする信濃を名乗るあじさい寺、いかがなものかと視察に行ってきました。
弘長寺の簡単な説明
まずはさくっと弘長寺の説明をしておきます。弘長寺は真言宗智山派のお寺です。真言宗智山派ってなんじゃらほいって思う人も多いかも知れませんが、初詣が全国ナンバー2の成田山新勝寺と同じ系列のお寺です。
神社もそうですが、お寺もグループ分けして括っておくと何となくイメージしやすいです。もう一つ覚えておくとすると、真言宗=不動明王って覚えておけば良いです。後は護摩行(なんか火燃やしてる儀礼ね)って覚えておけば真言宗の知ったかぶりは完璧です。
不動明王は見れなくて残念だったけど。
弘長寺とあじさい
弘長寺のあじさいは、檀家の方のご奉仕で昭和55年ころから増やされていったようです。5年の歳月をかけて庭園が造られ、現在は90種、1000株のあじさいが植えられています。
毎年あじさいが見頃の7月上旬には観光客やカメラマンがたくさん!僕は朝9時頃に行ったからよかったものの、昼前頃になると平日でも駐車場が埋まってしまうほどです。
弘長寺の場所
弘長寺の住所は「松本市寿小赤2004」。松本市の南部、かなり塩尻市寄りの場所に位置します。弘長寺の南東近くには赤木山がありますね。そう、弘長寺の山号は赤木山です。
高速で来られる場合は、塩尻北インターから5分くらいの場所です。
信濃あじさい寺へ行ってきた
信濃あじさい寺に行ってきましたので早速レポしていきたいと思います。信濃あじさい寺が開くのは朝8時。あじさいの頃だけなのかな?ちょっとそこらへんは未確認です。
広い道から一本中に入ったところにありますが、看板も立っているので迷わないと思います。駐車場はきれいに整備されています。20台くらいは止められるのかな?
まずは本堂にお参りしましょう。あじさいへのはやる気持ちは分かりますが、ここはお寺。とりあえずお参りだよね。
ご朱印は本坊(家?)にあるようです。後ほど頂きました。
入り口では六地蔵がお出迎え
早速あじさいの庭園へと向かいます。広い庭園ですが順路の看板があるので、とりあえず順路に従って見物です。
信州筑摩33か所観音霊場の14番札所にもなっています。この観音様のことかな。慈母観音というようです。
あじさいっていえば青。なんで青色のあじさいが多いんでしょうね。でも綺麗すなぁ。
水連の池もありました。映り込みもきれい
至る所にこのような看板があり、あじさいの種類が書かれています。
これは山あじさい(桃色)
額あじさいかと思ったら、山あじさいなんですね。ヤマアジサイの方が、うぶげがたくさん生えていて葉につやがないようです。確かに葉っぱの質感が全然違うかも。
このあじさいの名前は分かります?
答えは”アジサンヒトミ”(笑)。名前つけた人、完全にふざけてますよねw
ぬかるんでいるところもあったので、サンダルではなくスニーカーなどの運動靴で来られることをおすすめします。ちょっとした傾斜もあります。
ときおり石仏がさりげなく見守ってくれています。
正直、どのあじさいが希少なのかも分かりませんが、かなりたくさんの品種がありました。一つ一つ名前を書いていっても、たいして見ないと思うので、だだだーっと写真だけアップしておきたいと思います。
これの数倍は写真撮っているんですが、似たり寄ったりの写真ばかりなので自重です。
弘長寺(信濃あじさい寺)のご朱印
真ん中には空也厄除。信濃あじさい寺の印もありますね。僕がいただいたのは書き置きだったんですが、ご朱印帳にも書いていただけるっぽい?僕は奥様に対応していただきました。
ご朱印の拝受場所は本坊、本堂の左手にある家です。
まとめ
空也厄除って空也上人のころなんですかね?空也上人は口から「南無阿弥陀仏」を吐いている仏像で有名な高僧ですね。寺宝が空也厄除作と書かれた十一面観音菩薩とは縁起に書かれていましたが、空也上人がどうやって関連するのかは書いてありませんでした。いまいちよく分からないなぁ。
ご朱印情報などは、信州さーもん(@goshumemo)さんの次の記事が詳しいのでご参考にどうぞ。
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