昨年(2015年)から子供との登山を楽しんでいます。車山のようなハイキングのようなところから、木曽駒ヶ岳や大菩薩嶺のようなある程度斜度のある(傾斜のきつい)山も登っています。
子供と登山をするときにそろえなければいけないものっていうのはいくつかあるんですが、その一つが登山靴です。観光客も登れるような山であればスニーカーで十分ですが、本格的な登山道を登るのであれば、足首を固定してくれるハイカットの登山靴を選択したいです。特に子供は注意しても飛んで歩くようなことをするので、脚をひねりやすいです。僕も登山を始めるときに山小屋をやっている知り合いに聞いて登山靴は買った方が良いよと勧められました。
登山用具屋さんに行って子供(当時小3)の登山靴を買ったんですが、履き心地や色などで選んだのはキャラバンのC1_jrというモデルでした。
メーカーサイト:キャラバンシューズ>C1_jr
使い始めて一年経過しましたのでレポしてみたいと思います。
メーカー情報
成長期の子どもの足に、きめ細かく配慮したキッズモデル。
親子でお揃い感覚のシューズを履いて登山を楽しめる、「C1_02S」のジュニアバージョンとして仕立てた子ども用モデルです。子どもの歩きやすさを考えて 全体をソフトに設計しているのが特長。つま先やかかと部分には適度な剛性があり、起伏のある登山道から子どもの足を守ります。シューレースはコードロック と面ファスナーテープで固定するため、子どもでも扱いやすい構造です。コードロックは取り外しが可能で、成長に合わせてシューレースを結ぶ仕様にもなりま す。素材は防水透湿素材【エアリファイン®】を採用。
「C1_JR」は初めから二重底になっているため、着脱可能フルインソールを抜き取ることで、足の成 長に合わせたサイズの微調整もできます。
カラーはレッドとネイビーの2色
サイズは19.0~24.0cmの1cm刻みです。重さは片足で約300g。大人のものは600g近くあるものが多いので、ほぼ半分くらいの重さですね。
フルインソール
子供靴で一番困るのが成長です。登山靴なので一回り大きめのものを買っておけば良いという考えは危険ですし、ちょうど良いサイズを買うとすぐに履けなくなる可能性もあります。このC1ジュニアはフルインソールで初めからソールが付いているので、それを抜き取ることによって足のサイズの変化にある程度対応してくれます。これは子供用の靴としてすっごくありがたい。
コードロックと面ファスナー
うちの娘は靴ひもを結ぶのが苦手だったのですが、そこで便利だったのがコードロックと面ファスナーです。靴ひもはプラスチックのロックで締めることが可能ですし、面ファスナーにひもを挟むことでひもがぶらつくこともありません。簡単に履けるのですごく便利です。僕もひもを結ぶのが面倒なときが結構あるので大人用の登山靴でもこの機能付けてくれないかな。
防水透湿
登山ではぬかるんだ道を歩くことも多いですし、残雪が残っていることもあります。ですので防水素材は必須です。また蒸れてしまうこともあるので透湿も必須ですね。もちろん対応したエアリファインという素材を使って作られています。
大人用の登山靴よりは少し柔らかい?素材のため足が痛くなったこともありません。足が痛くなるっていうことは登山においてはかなりの致命傷です。身体的にもつらいですし精神的にも嫌になってきます。ストレスなく登るためには自分に合った登山靴が必要です。
親子でお揃い可能
これはたいしたメリットじゃないんですが、同型の大人用モデルもあることから親子でお揃いも可能です。ちなみに狙ったわけでは無いんですが僕の登山靴もキャラバンなのでお揃いだったりします。何も分からないまま入門用の登山靴を買ったのでそろそろもう一ランク上の登山靴を買っちゃおうかななんて考えてますが...
まとめ
キャラバンの靴は日本人の足の形に合った靴が多いと言われています。僕もキャラバンの靴を使っていますが、ストレスフリーでとても良い靴だと思います。
ハイキング程度の親子登山なら運動靴でも大丈夫だと思いますが、ガレ場や岩場などの多い登山道を歩かなくてはいけない山はきちんとした登山靴がお勧めです。
子供用の登山用品もたくさん紹介されています。