カメラ女子っているじゃないですか。
最も有名なカメラ女子といえば、オリンパスのイメージキャラクターを長く務めている女優の宮崎あおいさんが有名ですよね。最近は編み物系女子へと変貌をとげているという噂を聞くものの、昔は結構のガチカメラ女子だったらしく、フィルムカメラ(NikonのFM3A)をも愛用していたようです。
海街ダイアリーなどで活躍されていた広瀬すずさんなんかもカメラ好きらしく、昔はNikonのCOOLPIX P520、現在はFUJIFILMのX-M1を愛用しているようです。
芸能人では調べれば山ほどカメラ女子が出てくるんですが、なかなか実際の世界では出会わないカメラ女子。CP+なんかに行ってもほとんど男ばっかりですもんね。カメラは洒落た趣味だ!なんていう特集を雑誌でたまーに見かけるんですが、はたしてカメラ女子は増えているのか。数字を元に調べてみました。
デジタルカメラ購入者特性
調べてみると、(一社)カメラ映像機器工業会の統計資料で、「日本市場のデジタルカメラ購入者特性(年齢別・男女別)」を発見しました。カメラ映像機器工業会(CIPA)っていうのはカメラの祭典CP+を主催していることでも有名な団体ですね。つまりはカメラに関わる業者さんの集まりです。
上のグラフを見て下さい。2014年にはカメラ女子の割合は何と全体の内の2%。驚くべき男社会ですね。これが10年後の2014年には18%と9倍に膨れ上がっています。世の中のカメラ好きの中のほぼ5分の1はカメラ女子です。雑誌の特集は間違っていなかった。世の中にはカメラ女子が増え続けているのです。
ちなみに男女別購入者特性の統計にはレンズ一体型デジタルカメラの数字も載っていますが、さくっと無視します。カメラクラスタを名乗るからにはレンズ交換式であるべき。コンパクトデジカメでカメラ女子を名乗るとは何事ぞ。という偏った考えによるものです。
でも安心してください。上のグラフが示すとおり、世の中にはカメラ女子が増え続けています。
統計調査には年齢別の構成割合も分析があります。男女別の年齢構成ではないので、購入者全体の男女別構成割合を示しています。
一眼レフカメラの購入層は子育てファミリー層とでもいうんでしょうか。30代~40代が多いことが分かります。次いで多いのは50代。20代以下の割合は高齢者(65歳以上)と同じぐらいだと示しています。恐るべき定年層って感じです。今30代の僕が60代になった頃には年金もどうなっているか分かんないし、趣味にかけるお金なんてあるんでしょうか。30代、40代の購入者層が多いっていうのはやっぱり子供がきっかけの方が多いんでしょうかね。僕も子供きっかけで一眼レフを買いました。
https://yama10camera.com/camera-history/
10年前の20代以下の割合は4%程度と書いてありましたので、現在は11%。若いカメラ女子は10年前に比べて3倍になっています。
カメラ女子は何人存在するのか
カメラ女子が年々増加傾向にあるのは分かりました。では日本には何人のカメラ女子が存在するのか。荒い計算にはなるんですが、ちょっと計算してみました。
レンズ交換式のデジタルカメラの日本向け出荷台数は181万台です。女性購入者はその内の18%、32万5000人です。20代以下の割合は11%なので、さらに減って3万6000人
極論すれば、毎年3万6000人ものカメラ女子が生まれていると考えても差し支えないでしょう。差し支えありますが
3万6000人といえば、小さい町ぐらいの規模があります。今調べたらマリンスポーツで有名な神奈川県の葉山と同じくらいの規模です。
夢がありますね。3万6000人ものカメラ女子。
出会い体系のカメラ男子は夢を諦めずに追い求めて欲しいものです。
まとめ
デジカメinfoに”BCNランキングに2015年の写真関連製品のシェアベスト3が掲載“っていう記事があったんですよね。
NIKONも良いカメラを発表しているけど、まだまだCANONのシェアは大きいなーなんて思って色んな統計を調べていたら、なぜかカメラ女子について調べていました。
ついでにメモをしておくと、レンズベースではフルサイズの割合は年々増加傾向にあります。2015年ではフルサイズの割合は17.5%、3年ほど前には10.8%だったので、フルサイズもだいぶ浸透してきたなーって感じです(適当)。
ちなみに、カメラ女子にはフィルムカメラを持って欲しい派です。ハッセルとか使ってると萌えってなりますね。でもガチすぎるのはかえって引いてしまうので、フィルムの装填の仕方分かんなーい。なんて言っているぐらいが良いです。
何を言いたいのか分からなくなってきましたのでこのへんで。