山とカメラが趣味の僕が、日々の暮らしと趣味のことを綴ります

光前寺(長野県駒ヶ根市)のしだれ桜のライトアップ2017を見に行ってきました。

更新日:

記事アップが遅れてしまいライトアップが終了してしまいましたが長野県駒ヶ根市の光前寺、しだれ桜ライトアップを見に行ってきました。

光前寺は、天台宗の別格本山の寺院で長野県駒ヶ根市にあります。山号は宝積山(ほうしゃくさん)、本尊は不動明王ですが、秘仏のため拝むことはできません。霊犬早太郎伝説でも知られ、近くには早太郎温泉郷もあります。

中央アルプスの麓に湧くこの温泉は、ほど近くに建つ古刹・光前寺で飼われていた霊犬・早太郎がその名の由来です。足が速く勇敢な早太郎は、遠州見附(静岡県)の村人を難儀から救ったとされ、その伝説が今も長く地元に語りつかれています。

引用:信州駒ケ根ガイド|早太郎温泉郷

早太郎温泉郷の中でも、日帰り温泉施設こまくさの湯は木曽駒ケ岳に登る際のバス停に付近にあるため、年に数回訪れています。露天風呂から中央アルプスが眺められて景色を楽しめるんですよね。

光前寺の場所

光前寺は中央自動車道「駒ケ根インター」から車で約3分ほどの場所に位置します。インターを降りて中央アルプス方面へ向かうとすぐの場所です。

近くに派手なホテルがあって、ちょっと景観を損ねてるのが残念なんですよね。

光前寺の境内は全域が国の名勝に指定されています。後で写真で紹介する三重塔は長野県宝に指定されているなど、歴史ある建物がたくさん。

春は約70本植えられているしだれ桜を目的に観光客がたくさんやってきます。

光前寺のライトアップ

しだれ桜のシーズンにはライトアップがされており、その期間は例年四月中旬から四月末まで、今年(2017年)は4月7日から4月30日まで行われていました。

時間は19時から21時。時間外は参拝が禁止されており、境内も真っ暗になってしまいます。僕が行ったのは終了1時間前の20時くらい。そのころなら参拝客も減っているかな?と思って写真を撮りがてら見に行ったのですが、参拝客が絶えずいらっしゃいました。結構人気なんですね。

境内は三脚も禁止されていないということで、邪魔にならない程度に三脚使ってしだれ桜のライトアップなどを撮ってきました。

まずは仁王門としだれ桜。仁王門も立派なんですが、しだれ桜が更に立派なので仁王門が貧相に見えてしまいますね。樹齢何年ぐらいなんでしょうか。結構古いんでしょうね。

仁王門をくぐって裏から仁王門。光が強くて桜まっしろけ。なかなか難しいですの。

このように程よいぐらいの参拝客。写真で見るよりも実際は暗いので、人がいなかったら寂しくて泣いてしまいます。

時間によっては風が吹いていたので、長秒で撮っているとぶるんぶるんと桜がスウィング。前ボケにもならず、見てると酔ってしまうような写真だな。

見上げると、14mmの超広角レンズでも入りきれないほどの立派な桜。

ちなみに14mmのレンズはこちら。値段がそんなに高くない割には、面白い絵が撮れるので割と重宝するレンズです。ばりっばりに解像するので、星撮りなんかにも最適かな。ただマニュアルフォーカスなので日常使いには適していませんが。

先へ進むと、右手には善光寺名物「ヒカリゴケ」が現れます。ほらほら、すごい光ってますね!さすがヒカリゴケ。

って、右からライトアップされているだけなんですけど。

ヒカリゴケとは言いつつも、「さすが光ってるなー」と感じたことが一度もありません。どういうシチュエーションで見たら光って見えるんだろう。

更に進むと三門が。昨年秋に来たときは山門が工事中でちょっと残念でしたが、見事に完成していました。

 

参考 まだ紅葉にはちょっと早い長野県光前寺で御朱印巡り

下から煽る!真っ暗すぎて、全体が入っているかどうかも分からない中での撮影。撮って写真を確認しては、撮る角度を見直して撮影していました。ほんとうにね、暗いんですよ。この写真も20秒ぐらいはシャッター開けています。

山門をくぐると左手に見えるのが長野県宝の三重塔。風が止んだときを見計らって、池に映しこんで撮ってみたり。

うーん。横構図かな?

手水舎には観音菩薩さま。暗い中でも存在感があります。

お寺に来たので、きちんと参拝をしましょう。こんな暗い中で参拝したのは初めてでした。まわりに何人か人がいたので良かったですが、いなかったらちょっと怖いですね。

ぐるりと周回すると、違った角度から三重塔。よくパンフレットなどに写真が使われている、霊犬早太郎と三重塔のコラボです。

続いて鐘楼と桜。この梵鐘は突くことができないんですよね。お昼ぐらいは、「ゴーン」と突いてみたいものです。

21時には真っ暗になって境内からも出てくださいとアナウンスがありましたが、10分前くらいになっても参拝者が数名いました。境内で真っ暗になってしまったら怖いので早々に外へ向かいます。

でももったいないので最後まで写真を撮りつつ粘ってみる。

これは何とも酔う。自分で見ていても酔ってしまいそうな写真。

消灯前に立ち寄った池が、きれいに桜を映しこんでいました。いやー、美しいね。

まとめ

ライトアップに一度は行ってみたいと思っていた光前寺。仕事帰りにスーツで三脚抱えて写真撮っていたので、かなり変な人だったでしょう…

でも楽しかった!三脚使って写真を撮るとか、久しぶりだったんですがなかなか良いですね。観光客も多すぎず少なすぎずで楽しく観桜ができました。

来年は子供を連れて来てみたいな。

  • B!