長野県駒ヶ根市中沢の百々目木川(どどめきがわ)沿いにある花の名所「花桃の里」に800本のハナモモが咲き乱れる場所があります。
午後から授業参観で仕事を休んだ日、午前中が暇だったので嫁さんと三女の3人で花見にいってきました。
花桃の里の場所(駒ヶ根市中沢)
登山好きには百名山の一つ木曽駒ケ岳があることでも有名な長野県駒ヶ根市にある花桃の里。同所ですみよしやという飲食店を営んでいたという一人のおじいさんが毎年ハナモモを植え、地道に増やしてきた場所です。
今では四月下旬のハナモモピーク時は県外からも花見に訪れてくる人も増えてきました。場所は駒ヶ根市中沢という市街地からかなり離れたちょっと辺鄙なところ。中央自動車道の駒ヶ根インターチェンジからは空いていれば約20分程度です。
車は道端に20台ほど駐車できるスペースがあります。
長野県でハナモモといえば、阿智村のはなもも街道が有名ですが、すみよしやのハナモモは知る人ぞ知る名所。歩かず一時間で楽しめるお手軽なハナモモスポットなのです。
すみよしやのハナモモを撮ってきました
前置きが長くなりましたが、着いたのは9時過ぎくらい。帰りの10時過ぎには平日にもかかわらず結構車が混み合ってきていたので、混雑が嫌いな人は朝早く行くのが良いと思います。
駐車場に車をとめると広がるこの景色。出落ち感が半端ないですね。ハナモモって僕も長野に来てから鑑賞するようになったんですが、全国的にはマイナー?
wikipediaを見ると、桜の前に咲き始めることが多く桃の節句の頃がピークだと書いていましたが長野県ではその逆。桜が終わった頃から咲き始めます。標高が高いところではちょうどGWぐらいがピークになります。
色は、白、紅、桃色の3色で、面白いことに単色の花しか咲かない木もあれば、3色全部咲く木もあります。白いハナモモにまざってしまった、桃色花弁。これはこれで可愛いですね。
駐車場から200mちょっとの場所に橋がありますが、ハナモモが多いのはその橋のあたりまで。いつも橋を渡ってちょっと遊んでからユーターンして帰ってきます。奥に橋が見えますね。
途中にあるのが「すみよしや」。この花桃の里を整備してくれた偉大なる花咲じいさんが営んでいた飲食店です。
過去形なのは、昨年2016年10月におじいさんが亡くなられてしまったようなんですよね。今はお孫さんがお店ともども跡を継いでハナモモの整備もしていらっしゃるようです。
今年は是非見に行きたいなって思っていたのは新聞でおじいさんが亡くなられたという記事も読んだからでした。すみよしや周辺にはハナモモ整備のための寄付金の箱も置いてあります。まあね、善人ぶりたくはないけれど、お金だけでも協力してあげたいですよね。僅かですが。
後ほどこの橋の上に立ってもらって記念写真撮りました。色とりどりので綺麗!
写真撮ってるとついついやってしまう、カーブミラーなどでの自撮り。ハナモモがかかっていてきれいだったのでついね。
橋の上からはすみよしやを見下ろす感じ
三女も楽しそうに走り回っていました。
かわりばえのしない写真を数枚
小さいですが、川に入りたそうに眺める三女。
仕方ないので足だけなら良いよ。と伝えたら嬉しそうに川に入っていきました。でもものの1分で冷たいと退散。そりゃーね。まだ4月だから川の水は冷たいですよね。
まとめ
昨年は見ごろを過ぎた頃に行ってしまい、消化不良だったハナモモ。今年はピークに行くことができました。三女も来年からは小学生なので、親の都合で勝手に休ませることもできなくなりますしね。今年は色んなところに遊びに行きたいと思っています。
阿智村のハナモモについても記事を書いています。是非こちらもご覧ください。
参考:阿智村(昼神温泉郷)でハナモモを見る。花桃まつりが2017も開催中。