5月末に燕岳に行ってから、ちょっと仕事がバタバタしてしましまして全く山に行けていませんでした。子供のイベントも色々とありましたしね。
やばいやばい。6月、7月と山に登ってないよーっていうことで、7月末に北アルプスの焼岳に登ってきました。全然登らなくったって誰も困らないんですけどね。てへぺろ
急に日を空けて行ったので、天気が悪かったです。登ったという達成感はありましたが、眺めなどは全然堪能できませんでした。
焼岳(やけだけ)
焼岳(やけだけ)は飛騨山脈の主稜線上にあり、長野県と岐阜県にまたがる標高2,455 mの活火山で、別名は硫黄岳。常時観測対象の火山に指定され、日本百名山に選定されている。
引用:wikipedia
“やきだけ”じゃなく、“やけだけ”です。
北峰(2393m)と南峰(2455m)がありますが、南峰は立入禁止になっており行くことができません。
飛騨山脈っていうのは北アルプスのことですね。そうそう、登山者には大人気の北アルプスです。なんたって日本百名山の15座が北アルプスに集中していますからね。
【百名山の数】
・北アルプス(飛騨山脈)…15座
・南アルプス(赤石山脈)…10座
・中央アルプス(木曽山脈)…3座
山の高さと奥の深さには南アルプスには譲るものの、北アルプスの方が登りやすい山が多いと思います。
焼岳への登山ルート
焼岳へ日帰りピストンで登山する場合、ルートは主に3つです。
- 新中の湯ルート
- 上高地からのルート
- 中尾温泉からのルート
新中の湯ルート
中の湯温泉近くの国道158号沿いの駐車場に車をとめ、登山口から北上して焼岳山頂を目指すルートです。
上高地からのルートと並んで人気のルートです。ほとんどの方がこの2つのルートのどちらからかで登ります。
僕はこのルートから登りました。
中の湯温泉を少し過ぎたあたりに登山口があります。登山口からは一本道。ひたすら北上します。バス停から登山口までは1時間ほどです。
登山口の目の前が駐車場となっています。整備された駐車場ではないので無料です。
上高地からのルート
上高地から田代橋をとおり、峠沢に沿って登り山頂へ至るルートです。途中に焼岳小屋があるのが魅力です。
登りは3時間45分、下りは2時間40分くらいのコースタイムです。
不便なところは、登山口である上高地まで自分の車で行けないこと。上高地はマイカー規制がされているので、松本方面から来ると途中の沢渡地域(国道158号沿い)からバスに乗り換える必要があります。
中尾温泉からのルート
岐阜県側の中尾温泉から南東方に山頂を目指すコースです。ヤマレコを見ていても記録があんまりないので人気は今一つだと思います。雑誌なんかを読んでいても推奨ルートにはほとんど書いてありません。でも名古屋方面から来られる方はアクセスしやすいと思います。
笠ヶ岳なんかも綺麗に見えるルートみたいですが、結構な急登です。
登り5時間、下り3時間30分くらいのコースタイムです。結構長いですねえ。
駐車場はバス停のある中尾高原口バス停の近くに15台ほど止められる駐車場があります。連休中なんかだとすぐに埋まってしまいそうです。
駐車場のあるバス停はこの辺りです。
新中の湯ルートとコースタイム
実際に僕が行った新中の湯ルートでのタイムです。
コース時間: 5時間16分(休憩ふくまず)
合計時間: 5時間36分
合計距離: 7.44km
最高点の標高: 2403m
最低点の標高: 1605m
累積標高(上り): 886m
累積標高(下り): 846m
ほぼコースタイムどおりでした。
登山後の温泉情報
登山口のすぐ下にある中の湯温泉は、日本秘湯を守る会にも加盟している秘湯です。露天風呂は眼前に穂高連峰が!温泉につかりながら見る絶景が最高です。
名称:中の湯温泉
電話:0263-95-2407
URL:http://www.nakanoyu-onsen.jp/spa/
営業時間:12時~17時
料金:大人700円、小人350円
その他
3つの登山ルートの登山口の標高をまとめると次のとおりです。
- 新中の湯ルート…1605m
- 上高地からのルート…1503m
- 中尾温泉からのルート…970m
中尾温泉からは、1500m近くも登らなくちゃいけないんですね…