8月の終わり、夏の暑さが厳しい時期い蝶が岳に登ってきました。
燕岳、焼岳に続き北アルプス3座目となる挑戦です。
蝶ヶ岳(ちょうがたけ)
蝶ヶ岳(ちょうがたけ)は、飛騨山脈(北アルプス)にある標高2,677mの山。常念山脈の稜線上、常念岳の南にあり、山体すべてが長野県に属する。中部山岳国立公園内にある。
引用:wikipedia
北アルプスは百名山の宝庫でなんと15座の山が日本百名山として深田久弥に選ばれています。残念ながら蝶ヶ岳は選ばれていません。
蝶ヶ岳という可愛い名前の由来は次のとおり。
1640年代(正保)の絵図に蝶ヶ岳の山名の表記があった[6]。 5月下旬から6月上旬頃に、蝶ヶ岳山直下南側の稜線付近に白い羽根のチョウの雪形が現れる。安曇野(安曇野市豊科付近)から見えるこの雪形を農耕の目安としていた。山名の由来はこの雪形に由来している。また5月下旬頃に、蝶ヶ岳の三角点の付近の稜線付近に「黒い蝶」の雪形が見られる。山岳写真家の田淵行男は『山の紋章・雪形』で、この白い蝶をミヤマモンキチョウに例えた。
引用:wikipedia
山頂付近で有名な蝶でも見れるのかなと思っていたら違うんですね。雪の形が「黒い蝶」に見えるからだそうです。そういえば木曽駒ヶ岳も「駒(馬)」の形の雪形が見られるから駒ヶ岳と名付けられたと聞きました。雪形は農耕などの時期の目安にもされていたということもあり、昔の人には馴染みがあったんでしょうね。
蝶ヶ岳への登山ルート
常念山脈を縦走したり、上高地方面(徳沢)から蝶ヶ岳を目指すルートなど多数の登山道が整備されていますが、日帰りでもっとも一般的だと思われる三股登山口(安曇野市)からのルートで登ってきました。
登山口
三股(みつまた)の登山口には70台ほど止められる駐車場が整備されています。トイレもあります。
天気の悪い日だったせいか、僕が登った日は朝5時45分着で10台も止まっていませんでした。
コースタイム:8時間30分(休憩ふくまず)
合計時間: 8時間54分
合計距離: 14.64km
最高点の標高: 2661m
最低点の標高: 1275m
累積標高(上り): 1483m
累積標高(下り): 1487m
標高差は1400mあるので、日帰りにはそれなりの体力が必要です。
登山後の温泉情報
蝶ヶ岳はくったくたに疲れるので登山後の温泉は最高に気持ち良かったです。三股から安曇野方面に下って行くと大きな温泉施設があります。北アルプスの百名山を眺めることができて最高の温泉でした。
名称:ほりでーゆ~四季の郷
電話:0263-73-8500
URL:http://www.holiday-you.co.jp/index.html
営業時間:10時~21時半
料金:大人530円、小人310円
まとめ
蝶ヶ岳はミヤマモンキチョウの山バッジが有名です。僕もこれが欲しくて登ったので、無事に購入できて良かったです。蝶ヶ岳ヒュッテのお店の人と話していたら、人気の山バッジなので在庫が無いときも結構あるみたいです。僕が買ったときも2日ほど前に入荷したばかりで、それまでは数日間在庫が無かったとのことでした。1400mも上り下りをして山バッジが無いなんてことになったら泣いても泣ききれません。どうしても欲しい場合はお店に確認してから登るのも良いかも知れません。