山とカメラが趣味の僕が、日々の暮らしと趣味のことを綴ります

寒さに耐えて壮大な景色を見よう。長野県の高ボッチ高原から見る諏訪湖と富士山と雲海はこの時期がおすすめ。

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2016年の高ボッチ線は、天気によって冬季閉鎖と解除がなされています。塩尻市のホームページで確認してから行くようにしてください。
塩尻市:登記期間における市道の通行規制について(告知)

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参考までに、例年の通行止め期間を記載しておきます。2015年は雪が少なかったため、2016年に入ってから通行止めが行われました。例年は12月上旬が多いです。

2016年1月18日(金)から通行止め
2014年12月19日(金)から通行止め
2013年12月6日(土)から通行止め
2012年12月7日(金)から通行止め
2011年12月9日(金)から通行止め

1.高ボッチ高原とは?

高ボッチ高原という場所をご存知でしょうか?
高ボッチ山(標高1,665m)のなだらかな斜面に位置する高原なんですが、富士山をはじめとして、八ヶ岳連峰、北アルプス、南アルプス、中央アルプスという名だたる山々を見る素晴らしい観光スポットなんです。
空気の澄んだ11月後半ぐらいからは、夜中から日の出まで土日にはたくさんのカメラマンがやってくる人気スポットでもあります。
主な撮影スポットは高ボッチ山の山頂付近なんですが、次に説明するとおりそんな場所に徒歩10分程度で行けちゃうんです。

 

2.高ボッチ高原へのアクセス

高ボッチ高原第2駐車場までのアクセスは主に2とおりあります。岡谷インターから降りて国道20号からのルート崖の湯温泉付近からのルートの2つです。
長野県内の松本辺りから来る場合は崖の湯温泉付近からのルートをとおる人もいますが、ほとんどの人は岡谷インターから降りて国道20号からのルートを使います。それだけ全国各地から高速道路を使って来ているっていうことでもありますね。
撮影スポットは高ボッチ山の山頂付近が一番人気ですが、高ボッチスカイラインの途中にも撮影スポットがあります。高ボッチ山頂までは、高ボッチ高原第2駐車場(高ボッチ高原自然保護センター付近)から徒歩で15分ほどです。もちろん街灯なんてものはないので真夜中に行く場合はライトが必須です。

2-1.岡谷インターから降りて国道20号からのルート

岡谷インターを降りて国道20号を塩尻方面に向かいます。10分ほどすると高ボッチ高原へ左折する看板が見えてきます。速度もでる道なので夜中に向かうときは看板に注意すると良いと思います。後は数百メートル置きに「高ボッチ高原まで○km」という看板が掲げてあるのでよっぽどのうっかり酸じゃない限り迷わないと思います。国道20号から20分ほどで高ボッチ高原第2駐車場(高ボッチ高原自然保護センター付近)に到着です。駐車場は200台止められるとホームページには書かれていますが、トップシーズンになるとほとんど埋まってしまいます。団体さんがバスで来られたりもしていますしね。

2-2.崖の湯温泉付近からのルート

県道63号松本塩尻線や東山山麓広域農道(山麓線ってよく呼ばれますね)から崖の湯温泉を目指します。崖の湯温泉からは高ボッチスカイラインを40分ほどで先ほどの高ボッチ高原第2駐車場(高ボッチ高原自然保護センター付近)に到着します。国道20号からのルートよりもこちらのルートの方が若干道の状態は悪いですが、どちらも舗装された道なので安心です。

3.高ボッチ高原からの写真

拙い自分の写真しかないので、こんな写真が撮れますよーっていう作例をいくつかのせておきますね。今年(2015年)はまだ行っていないので、昨年(2014年11月中旬)の写真です。

では一気にレッツラドン!

月明かりのあまりない日だったと記憶しています。諏訪の街明かりと明かりの反射する雲海が幻想的でした。

3:09

上の写真から2時間経過しているんですが、寒さをこらえてぐっと我慢。とにかくおしゃべりしながら寒さを我慢するのです。うっすら空も白んできましたね。

5:13

さてさて一番忙しい時間帯。マジックアワーです。写真を撮らない人はマジックアワーにはあまり興味がないらしく日の出だけ見て帰られる方もいますが、マジックアワーこそが美しい時間帯だと僕は思っています。

この日は富士山のすそに雲がかかっちゃっていました。この雲がないほうが富士山がより雄大に見えます。

5:46

もうちょっと広角で。太陽が出てくるまではひたすら寒いですが、この景色を前にするとテンションがあがって寒いのも忘れます。

6:21

忘れてはいけない北アルプス。太陽があがってくると北アルプスがピンク色に染まります。メインは富士山!な方が多いとは思いますが、ピンク色に染まる時間は短いのでおさえておきたいです。ずいぶんと明るくなりましたね。

6:24

いささかこってりとレタッチ(現像)してしまいましたが、雲海がもくもくと育ってきて諏訪湖が見えなくなってしまいました。富士山は雪化粧ですね。

6:31

南八ヶ岳付近。去年はまだ登山をしていなかったので山に対する思いが中途半端な撮り方ですね。

6:31

雲海もっくもくー。もっふもふーな一枚です。10月~12月は比較的雲海が発生しやすい時期だと思うんですが、こればっかりは運頼みです。GPV気象予報とにらめっこして行くか行かないかを見極める必要がありますね。

6:31

八ヶ岳から太陽さんこんにちは!!太陽が出てくるとぽかぽかしてきて太陽って偉大だなーと感じることができます。

6:32

手前に広がるススキも金色に輝きます。

6:52

太陽もあがってしまってそろそろ帰ろうかという時間。写真的には美味しい時間が過ぎた気がしますが十分きれいですよね。この時間なら仰々しい防寒着を着こまなくても温かい冬の格好をしていれば寒さが苦にならないと思います。子供を連れて来るときはこのぐらいの時間帯に来ることも多いです。

6:58

4.まとめ

竹田城やトマムの雲海テラス。長野県でいえば昼神温泉の雲海Harbor(ハーバー)など雲海が見られる場所はどこも人気なようです。雲海Harborなんかも結構高いゴンドラ乗車料を取られるのに結構人気みたいですね。
写真好きには有名だけどまだまだマイナーともいえる高ボッチ高原です。僕も写真を始める前はこんな景色が見られる場所があるなんて知りませんでしたしね。昼間でも十分きれいなので、子供を連れて行ってあげると軽い運動にもなり一石二鳥で喜んでくれると思います。
高ボッチ高原に行くための高ボッチスカイラインですが、冬季は閉鎖となります。
今年(2015年)の通行止め情報はまだ市役所から発表されていませんが、昨年(2014年)は平成26年12月19日午前9時から4月上旬まで全面通行止めとなりました。まだ1ヶ月は大丈夫だと思いますが、12月(年によっては11月でも)に入ったら塩尻市役所のホームページを確認してから行くことをお勧めします。

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