上野のトーハクで、日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」を見てきました。タイの仏像は表情豊かで日本の仏像とは全く違った!
今日はタイの仏像の話しではなく、トーハクに行く前に寄った不忍池弁天堂に参拝してきた話を書きます。
不忍池弁天堂ってそもそも何?
不忍池は弁天堂の周りの池の名前ですね。むかしは上野台地が忍が岡と呼ばれていたことにちなんで約500年前から不忍池と呼ばれているようです。弁天堂は不忍池の真ん中の小島にある弁天様を祀ったお堂です。
本堂はどこ?って思いません?僕も知らずに参拝していたんですが、本堂はJR鶯谷駅の近くににあるんですね。お寺の名前は東叡山寛永寺といいます。むかし猫の写真を撮りに鶯谷の近くの霊園を散歩していたことがあったんですが、寛永寺の霊園だったようです。知らなかった…
調べてみると、昔参拝した清水観音堂も寛永寺のお堂でした。無知って怖い…
寛永寺の説明をもう少し詳しくしておきたいところだけど、寛永寺の本堂を参拝してからにしておきます。不忍池弁天堂は、寛永寺という有名なお寺さんの弁天様が祀ってある不忍池の小島にあるお堂っていうことですね。
場所は上の地図のとおり、上野駅のすぐ近く、歩いて10分もかからない場所です。上野動物園なんかも近くにあるので駐車場も豊富にあります。
不忍池の蓮の写真撮って弁天堂に参拝してきた。
不忍池自体は何度か行ったことあるものの、きちんと参拝したこともないし、ご朱印もいただけるみたいなのでちょっと寄ってみるか。そんな軽いノリで行ってきました。
弁天堂へ向かっていたら、上野動物園の入場口にたくさんのスタッフや警察官。なんだ?って思っていたら、7月11日は2015年8月18日からずっと閉鎖されていた弁天門入り口が開通する日だったようです。
最近パンダも産まれましたし、話題豊富ですね。
まもなく正面に見えてくる弁天堂。近い!
弁天堂に行くまでにはあじさいや蓮の誘惑が。近くまで来ているのに、写真撮っているせいでなかなかたどり着けません(笑)
蓮を撮るにはもうちょっと長いレンズが欲しかった。
なんか知らないけれど、面白そうだったのでついつい撮ってしまっためがねの碑。
上野の地とめがねがどういう関係にあるかは分からないけれど、めがねの何かを記念して建てられた石碑のようです(適当)。
手水舎
弁天堂。後ろに六角形のお堂がひっついている面白い形のお堂です。
ご朱印はお堂の中でいただくことができます。
弁天様はみなさんご存じのとおり七福神のお一人ですね。神様だから1柱と言った方が良いのかな。敬愛と福寿の弁天様。他の6柱も谷中近辺にお祀りしてあるらしく、谷中七福神巡りは江戸各所にある七福神参りの中でももっとも古い巡礼のようです。
弁天堂の近くには、大黒天が祀ってある大黒天堂(護摩堂)もありますが、こちらは谷中七福神とは関係ないようです。豊臣秀吉が大切にしていたという伝えもあるようですね。
谷中七福神巡りもしてみたいけど、田畑駅から西日暮里、日暮里、鶯谷、上野とちょっと離れて位置しているようです。
参考 台東区|谷中七福神
不忍池弁天堂のご朱印
お布施は300円。弁天堂とダイナミックに書かれた文字が特徴的でかっこいい!
不忍池弁天堂のご朱印帳
独自のご朱印帳もありました。一つは弁天堂が描かれたもの。もう一つは琵琶と蓮が描かれたものです。いただきたかったんですが、使っていないご朱印帳が増えてしまっているので我慢です。でも可愛い…
全く関係ないのですが、記念スタンプがあったので、こちらも記念に押してきました。記念ですからね…
最後に弁天堂周辺のお写真を
日常に寺社参拝があるって素敵な生活ですよね。犬の散歩をしながらお参りしていました。パン!パン!とでっかい手拍子が響いていましたが、これもまた一つのスタイルなのかな。
亀と鯉。それ以上でもそれ以下でもありません。
後は、トーハクに行く道すがらの写真を数枚。
この霧吹きみたいなのってすっかり夏の風物詩として定着しましたねー。涼しげ!
とにかく夏はあっちーなーーーー!と思った日でした。