身延山久遠寺を参拝した日、せっかくなので甲府市内で寺社巡りでもしようかと思い、スマホで検索。
甲府駅の北側には武田信玄ゆかりのお寺、武田神社というものがあるらしいじゃないですか。その周りにはいくつかお寺や神社があるとのことで少し巡ってきました。
甲府駅北側にはたくさんの寺社があるよ!
甲府駅周辺で寺社巡りコース
今日紹介する寺社です。
甲府駅周辺で寺社巡りコース
- 武田神社
- 山梨県護国神社
- 武田信玄のお墓
武田神社は観光客も多く見どころも多い神社。御朱印もかっこいいのでおススメです。紹介する3つとも近くにあるので、2時間もあればゆっくりと全部見て回れます。
武田神社
武田神社の場所
武田神社は甲府駅の北方、甲府の街中を眺められる高台にあります。
正面に駐車場があったのですが、この日は休日ということもあって満車。東へちょっと入ったところに空き地(駐車場?)があったのでそちらにとめたんですが、西側に大駐車場があったんですね。
武田神社
武田神社の御祭神はあの有名な武田信玄公です。
神社自体は大正4年に創建、大正8年に社殿が竣工ということで古さはあまりありませんが、武田神社躑躅ヶ崎館跡にあります。躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)は武田信玄の父信虎から、信玄、そして跡取りの勝頼まで三代60年にわたって武田氏が居住した武田の聖地です。
武田神社の御利益は武田信玄の強さにあやかって?なんでしょうね。「勝運」があがることのようです。勝負事に限らず「人生そのものに勝つ」「自分自身に勝つ」というご利益を授かれるようですね。
いきなりマンガ紹介「レイリ」原作:岩明均
武田好きの人にはぜひおすすめなのが現在も連載中のレイリです。
長篠の戦いから4年、黄昏ゆく武田帝国と勃興する織田軍団の血戦のはざまで、数奇な運命を生きる少女の名はレイリ。巨匠渾身の原作を新感覚の鬼才が作品化! 衝撃の本格戦国時代劇、開幕!!
原作は、名作寄生獣でおなじみの岩明均さん。まだ4巻までしか発売されていないので読みはじめやすいですよ!
武田神社参拝
思ったより観光客も多くて他県ナンバーも目立ちました。
お堀をとおって境内へ向かいます。
明神式の鳥居の手前には狛犬が。
甲陽武能殿と呼ばれる神楽殿がありました。4月と5月には武田の杜薪能「風の巻」「林の巻」「火の巻」「山の巻」が日にちをかえた行われます。
鳥居をくぐるとすぐに手水舎があります。至る所にひし形がありますね。武田菱という家紋をモチーフにしているんでしょうか。
まずは拝殿で参拝しましょう。
武田氏は酒豪だったのかな?盃がありました。
神符授与所がすぐ右側にありますので、こちらで御朱印をいただけます。
武田神社の御朱印
風林火山の軍配の印が右上に押されていますね。非常にシンプルな御朱印です。御朱印は300円でした。
紙での交付になりますが、百鬼丸の御朱印もありました。
私がもらったのは座り姿です。こちらは500円でした。右の文字と印は全く同じなんですね。
百鬼丸って何なんだろう武田信玄の幼名なのかな?って思っていたら切り絵師の方でした。
神社の御朱印帳を忘れてしまったので、御朱印帳も購入しました。御朱印帳は1700円。表と裏に刺繍が施してあるためか、御朱印帳としてはお高め?ですね。
朱印帳袋もありました。
さて、武田神社を参拝した後は、車で数分の山梨県護国神社へ向かいます。
山梨県護国神社
西南戦争以来、日露戦争や太平洋戦争などで戦没した県内出身者の御霊25039柱が奉斎され、慰霊碑、納骨堂が建立されています。
敷地内には約200本の桜の木もあり、春には桜の名所としても有名なようです。
山梨県護国神社を参拝
武田神社の賑やかさとは裏腹にこちらは閑散とした様子。僕のほかには外国人カップルが写真片手に参拝していたくらいでした。
とてもきれいな狛犬(阿形)は舌も朱色で鮮やかです。
いくつかの鳥居をくぐり拝殿へ。護国神社は菊の紋がありますね。
外国人カップルもこちらにカメラを向けていました。負けずにレンズを向けて打ち返す!
振り向くと鳥居の奥には甲府の街並みが見えます。
立派な社務所があり、こちらで御朱印をいただけます。
山梨県護国神社の御朱印
長野県護国神社の御朱印は右側が「奉拝」ではなく、「信濃國総守護」でした。同じ護国神社でも違うんですね。
購入はしませんでしたが、山梨県護国神社の朱印帳も1200円で売っていました。桜の名所だからでしょうか、桜の花がモチーフになっています。オリジナルなのかな?
武田信玄の墓
すぐ近くに武田信玄のお墓があるということで、こちらにも行ってきました。駐車場もなく、住宅街にぽつんとある感じで…なんだかさみしいですね。
立派な武田菱が見えます
お墓を写真撮るのってちょっと憚られるんですが、戦国武将のものということで許してくれるかな?
毎日ではないにしろ、お供え物を地元の方々がされているようですね。お酒は空いていますが(笑)
命日である4月12日には毎年地元の方と地元の寺院で信玄公さんのお祭りとして墓前法要もされています。