鎌倉へ遊びに行ってきました。
鶴岡八幡宮は朝5時から!
鎌倉のどこから参拝しようかなと前日考えていたんですが、鶴岡八幡宮は何と朝5時から参拝可能!ほかの寺社は早くても8時半頃からだったので、最初の参拝は鶴岡八幡宮に決定(冬季は6時から)。
御朱印拝受を早朝からやっているのかな?御朱印は9時からだったりするかな?と心配していたんですが、行ってみたら6時台でも御朱印を受け付けていました。
朝は無駄に早く目が覚めてしまって、電車に乗ったのが5時過ぎ。5時だと朝帰り組ばかりなのかな?と思っていたんですが、早朝に通勤しているような人も多いんですね。さすが大都会。
鎌倉駅を出ると早速鳥居がお出迎え。
大通りに出て、一本道を鶴岡八幡宮まで直進します。
ほどなくして境内の正面の鳥居。スクランブル交差点の奥には本宮がちっこく見えますね。鎌倉駅から鶴岡八幡宮は徒歩で15分程度です。
直進すれば本宮へと行きますが、時間は余るほどあるのでゆっくりと境内を散策してみることにしましょう。
鶴岡八幡宮の境内案内
参道の左右に広がる源平池は蓮で有名なようです。しかしこの日(6月末)はまだまだつぼみ。鎌倉の蓮は7月~8月頃が見ごろなようですね。
東の池の中の島にある弁財天社は明治初年の神仏分離の際に他のお堂などと一緒に除かれています。現在の社殿は昭和55年9月に鶴岡八幡宮創建800年を記念して江戸末期文政年間の古図に基づいて現在のとおり復元されました。
弁財天社の隣りには御朱印の拝受所がありました。鶴岡八幡宮本宮の授与所は別のところにあるので、弁財天社の御朱印もいただけるんでしょうね。この日はまだ7時台だったので開いていませんでした。
後日昼間に参拝、弁財天の御朱印もいただいてきました。
お昼頃には混雑する鎌倉の観光スポットの一つですが、7~8時だと人が少なくてゆっくりできますね。地元の方々もラジオ体操をしていました。
本宮へ参拝!
手水舎でまずはお清め。
続いて舞殿(まいどの)。役割としては神楽殿と同じようでしょうか。舞楽を行うための建物で、各種神事に使われるようです。静御前が義経を慕い、心を込めて舞った若宮廻廊跡に建ち、下拝殿とも言います。
鶴岡八幡宮の由緒、歴史
本宮へ参る前にちょっと鶴岡八幡宮の歴史について復習しておきましょう。
鶴岡八幡宮は、康平6年(1063年)源頼義(頼朝の祖先)が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりです。
その後、かの有名な源頼朝が由比ヶ浜辺の八幡宮を現在の地に遷して、「良い国作ろう鎌倉幕府」の前年1191年に鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在の姿に整え、鎌倉の町づくりの中心としました。
鶴岡八幡宮の御祭神
- 応神天皇(第19代天皇)
- 比売神
- 神功皇后(応神天皇の母)
比売神は、神社の主祭神の妻や娘、あるいは関係の深い女神を指すとされているので、応神天皇の皇后、仲姫命を指しています。応神天皇が八幡神として誉田別命(ほんだわけのみこと)という名前の方が有名かもしれません。
鶴岡八幡宮創建の頃の時代背景を簡単に知りたいときは、かわぐちかいじさんの「ジパング 深蒼海流」が面白くておススメです。まだ簡潔はしていませんが、源平合戦の時代が題材となっています。頼朝も義経もみんな偏屈もので面白いですよー。
本宮へ参拝
話が少しそれましたので、本宮へ参拝しましょう。本宮は階段の上。そんなに段数はないので楽々と登っていきましょう。
本宮楼門に掲げられた額の八の字は鳩文字となっています。
そういえば八幡宮の神使は鳩でしたね。神使(かみのつかい)は神社のグループによって異なります。天満宮グループは牛、住吉系(よからぬ団体みたい?)はうさぎですね。神使は覚えておくと神社のグループが理解しやすいです。
参考:wikipedia|神使
隣りには丸山稲荷社がありましたが、稲荷グループの神使は分かります?そう、狐ですね。
最後に頼朝公が祀られている白旗神社へ
白旗神社は主として源頼朝を主祭神とする神社グループ。当然鶴岡八幡宮の境内にもありました。
建物の神紋は源氏の家紋である「竜胆紋」ですね。竜胆紋は日本の数ある家紋の中でももっとも歴史の古いものの一つ。
鶴岡八幡宮の御朱印
早朝と夕方は社務所で御朱印をいただけます。日中は授与所です。初穂料は500円。どこかのサイトで300円と書いてあったので、ぼけーっとしながら300円渡したら「200円足りません...」と言われてしまいました。何事も情報を鵜呑みにするのはいけないですね...
旗上弁財天の御朱印
鎌倉七福神の一つ旗上弁財天社でも御朱印をいただけます。
旗上弁財天ですが、幕政を好まず皇権回復を図る後鳥羽上皇に対し、源頼朝の妻、北条政子が御家人を集めて旗揚げしたことが由来です。境内の裏手には源頼朝が北条政子の安産を願ったといわれる政子石が祀られています。
旗上弁財天という名前のとおり、旗がたくさん掲げられているのが特徴です。
まとめ
鶴岡八幡宮は朝は5時から、夜も21時まで参拝できます。鶴岡八幡宮を参拝ルートに組み込むときは一番最初か一番最後にもってくると効率的に回れると思います。場所も鎌倉駅から徒歩圏内で便利な場所に位置していますしね。
まだまだ参拝したりない!という方には鶴岡八幡宮から徒歩5分でいける宝戒寺がおススメです。
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