県警は1日、インターネットを通じて「登山計画書(登山届)」を提出できる電子申請の受け付けを始めた。今年の県内の山岳遭難事故件数は1989年の統計開始以来、最多のペースとなっている一方、遭難者のうち登山届を出していたのは1割程度にとどまっており、県警は提出率を向上させ、万が一の際の捜索や救助活動に活用する。(引用:読売オンライン)
上の記事は12月2日の記事で、栃木県の話です。
1.登山計画書とは?その役割は?
登山届って呼ばれるときが多いですが、正式には「登山計画書」と呼ぶらしいですね。
「登山届」「登山者カード」「入山届」なんて呼ばれたりもします。
自治体によっては登山条例などで特定の山岳に登山する場合に登山計画書の提出を義務付けている場合もありますが、基本的には任意です。
任意ではあるものの、日本山岳協会などでも登山計画書の提出を勧めています。
遭難時の捜索はもちろんのこと、家族にも渡してどのような山へ家族が行っているかを知らせることも大事ですね。
2.インターネットで登山届を電子申請できる県
とはいえ、ちょっと面倒な登山届。僕も低山の場合は出したり出さなかったりだったりします。本当はいけないんですけどね。でも周りを見ても出していない方って結構多いんじゃないかと思います。
有名な山なら登山口に紙とペンとポストが用意されていたりしますが、ポストだけだとわざわざ書いて持って行かなくちゃいけないのでついつい忘れちゃいますね。
パソコン上で登山届を作成できるサービスも増えましたが、紙をプリントするのって面倒ですよね。そもそもプリンター持っていないっていう方も多いと思います。
そんなときに便利なのがインターネットでの電子申請です。
以下、対応している県をまとめましたので是非是非活用してくださいね。
2-1.北海道(北海道警察)
http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/info/chiiki/sangaku/sangaku-top.html
2-2.山形県(山形県警察)
http://www.pref.yamagata.jp/ou/keisatsu/800020/tozan-todoke.html
2-3.群馬県(群馬県警察)
https://www.police.pref.gunma.jp/subindex/tozan.html
2-4.栃木県(栃木県警察)
https://s-kantan.com/pref-tochigi-u/offer/userLoginDispNon.action?tempSeq=1158
2-5.埼玉県(埼玉県警察)
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/d0010/shinse/tozan.html
2-6.山梨県(山梨県警察)
http://www.pref.yamanashi.jp/police/p_tiiki/sangaku/kousinban-tozankeikakusyo.html
2-8.長野県(長野県警察)
https://www.shinsei.elg-front.jp/nagano/uketsuke/dform.do?id=1359683176274
2-9.富山県(富山県警察)
http://e-toyama.net/webapps/service/search_list.jsp?code0402=16000§ion_code=1709
2-10.石川県(石川県警察)
http://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/sub.html?mnucode=2608#tozan01
2-11.福井県(福井県警察)
http://www.pref.fukui.jp/kenkei/seanbu/tiikik/sangaku/densisinsei.html
2-12.静岡県(静岡県警察)
http://www.pref.shizuoka.jp/police/kurashi/sangaku/kekakusho.html
2-13.鳥取県(鳥取県警察)
https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=69058
2-14.岐阜県(岐阜県警察)
http://www.kitaalpsgifu.jp/index.html
3.まとめ
登山届の書き方が分からないときは「日本山岳協会」のホームページに詳しく書き方が書いてあります。
冬山登山もはじまるシーズンですし、登山届を出して安全登山!といきたいですね。