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運慶展と一緒に見たい、東京藝大の法隆寺釈迦三尊像(クローン文化財)

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いよいよ9月26日から開催される、運慶展

以前、運慶展を見る前に、勉強しておきたい運慶と快慶の関係性、作られた仏像などを説明する書籍などを紹介しました。

「運慶展」が東京国立博物館で開幕!その前に運慶と快慶について勉強しています。

運慶展がいよいよ開催。 9月26日(火曜日)から11月26日(日曜日)までの2か月間の特別展です。場所は仏像好きなら御馴染みの東京国立博物館。通称トーハクですね。 行った人も多いとは思いますが、春には …

運慶展(9月26日~)と合わせるようにして、平成29年9月23日から約1か月間、運慶展の開催されるトーハクから目と鼻の先の東京藝大大学美術館で特別展が開催されます。その特別展ではなんと奈良法隆寺の釈迦三尊像が見れるらしいじゃないですか。

 

東京で法隆寺の釈迦三尊像が見れる!

東京芸術大学大学美術館で奈良法隆寺の釈迦三尊像が見れる!と書きましたが、実はこれはクローン

クローン

生物体の細胞から無性生殖的に増殖し、それと全く等しい形質と遺伝子組成を受け継ぐ別の個体

日本発のクローン文化財の展覧会なのです。

奈良・法隆寺の国宝「釈迦三尊像」は、数百枚の画像データをもとに3Dプリンターで型を取って、銅を鋳造して作られたものです。表面に特殊な薬剤を塗ることによって、酸化を促し、古びた雰囲気となるように加工もされているまさに現代技術の粋を集めて作られたクローンです。

画像引用 東京芸術大学大学美術館|シルクロード特別企画展 「素心伝心」クローン文化財 失われた刻の再生

金堂の天井に吊るされた天蓋や欠失した螺髪や白毫、大光背の飛天についても復元されています。

東京藝大大学美術館クローン文化財の概要

シルクロード特別企画展「素心伝心―クローン文化財 失われた刻の再生」と題して行われるこの美術展、さきに紹介した(僕が見たいと思っている)釈迦三尊像のほかにもたくさんの展示物があり、その数は実に70点。

上の引用元を見てもらえば分かるとおり、仏像のほか、壁画や高松塚古墳やキトラ古墳に描かれた四神図の源流とも称される、世界遺産・高句麗古墳群の江西大墓玄室も復元され、展示されています。

奈良(法隆寺)まではなかなか行けない!法隆寺で実際に見たことはあるけれど、東京でもまた釈迦三尊像を見たい!という方にはかなりおススメの展覧会かと思います。

僕も春に奈良へ行って法隆寺で見てきたばかりではありますが、せっかく運慶展の近くで美術展が開かれているということなので、是非見てきたいと思います。

会場 東京藝術大学大学美術館3F
会期 平成29年9月23日(土)から平成29年10月26日(木)まで
開館時間 午前10時〜午後5時
休館日 月曜日
観覧料金 一般1,000円、大学高校800円、その他前売り割引等あり
交通 JR上野駅(公園口)、東京メトロ千代田線根津駅(1番出口)より徒歩10分
展覧会情報サイト http://sosin-densin.com/index.html

開館時間や休館日などは、東京藝術大学大学美術で再確認してください。

URL 東京芸術大学大学美術館|シルクロード特別企画展 「素心伝心」クローン文化財 失われた刻の再生

東京藝大大学美術館の場所(googleマップ)

上野公園からも近いので便利な場所にあります。

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