山とカメラが趣味の僕が、日々の暮らしと趣味のことを綴ります

残雪残る北アルプスの燕岳(つばくろだけ)へ日帰り登山をしてきた。(山行編)前編

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前回の知識編の続き、山行編です。
登山ルートの情報、温泉情報などは知識編をみてください。

https://yama10camera.com/2015-tsubakurodake/

概要

時期と天候

2015年5月末、快晴

合戦尾根から燕山荘付近までは残雪がありました。

主な装備

(身につけているもの)

  • 夏山用の服装
  • ストック
  • ザック30L
  • 帽子
  • カメラ

比較的温かい日だったので軽装です。

(ザック内のもちもの)

  • 応急処理グッズ
  • 水0.5L(ナルゲン)
  • 山専用ボトル900ml(カップヌードル用分)
  • ヘッドライト
  • レインウェア
  • 座布団(座るときのマット)
  • フリース
  • チェーンスパイク
  • 食糧(カップヌードル、おにぎり、チョコなど)

合戦尾根から燕山荘付近まではチェーンスパイクを付けて登りました。軽アイゼンの人と半々といったとことでしょうか。何も付けていない人もちらほらといました。

山行

燕山荘HPより

合戦小屋までは樹林帯を行きます。合戦小屋から先は北アルプスの三大急登の一つ合戦尾根です。

駐車場から登山口まで

朝の5時に着いたのにこの賑わい。第一駐車場にかろうじて止められましたが、あと数台分しか空いてませんでした。さすが人気の山です。第二駐車場だと歩く距離が長くなるので、なんとしてでも第一駐車場に止めたい!

登山しておきながら言うのも何ですけど、歩くの嫌ですもんね。なるべくみじかーく。

駐車場から道路にでるとお猿さんのお出迎え。近づいていくと逃げて行きました。

10分ほど歩くと登山口である中房温泉に到着します。ここにも大駐車場がありますが、温泉施設用の駐車場なので、登山者は止められません。だめよーだめだめ。

中房温泉登山口から合戦小屋まで

合戦小屋までは一時間おきぐらいに休憩ポイント(ベンチ)があります。

まずは第一ベンチ

まだまだ4.5kmもあります。「山と高原地図」アプリで記録しているGPSログを見てみると、この日は13.2kmも歩いていました。なかなかきついわー

第一ベンチ付近には水場もあります。「山と高原地図」は水場情報もきちんと載っているので本当に便利です。これなしで登山は考えられません。

上を見あげると、新緑がきれいー!

なんて樹なんだろう。

続きまして第二ベンチ

第三ベンチをかっ飛ばしまして富士見ベンチです。

この辺りまでは前日の飲み会をもろともしない勢いでがつがつ登っていました。

でも合戦小屋に着く頃にはばてばてモード。この辺りで標高差1000mですからね。スカイツリー(634m)よりも高い1000mですよ。そりゃー疲れるわけです。

この後に控える合戦尾根に怯えます。

これで荷揚げをするみたいです。燕山荘グループの方が一生懸命作業されてました。おつです。

いざ合戦尾根を登り燕山荘まで

合戦小屋から先は残雪があるということでチェーンスパイクを装着します。

装備が何が必要なんだろう。と悩んだときはスマホアプリ「ヤマレコ」の山行記録をチェックするのが便利です。人気の山であれば何かしらの情報が載っています。

合戦尾根は思ったよりは楽ちんでした。やっぱり視界が開けるとテンションも上がりますしね。樹林帯を登る方がよっぽどしんどいです。

とはいえまだまだ三分の一も残っています。しんどいけれど、北アルプスの稜線がきれいー。

あそこら辺が燕岳なのかな?と地図を見ながら登ります。

雪の状態はこんな感じです。締まっているので踏み抜くことはありませんでした。

ずぼーーーって足がはまっちゃうとつらいですもんね。

みんなの憧れ槍ヶ岳と初対面!

槍ヶ岳は一目で分かるとは聞いていましたが、本当に一目で分かりました。かっこいい!

振り返れば富士山!うっすらだけで富士山なのであります。

気付けば燕山荘の直下まで来ていました。

この直下の登りが一番きつかったです。目の前ににんじんぶらさげられた馬のようにがんばりましたけど。

一面の青空も良いですが、雲があった方が空に表情がでて良いですね。

この日は最高の天気でした。無事に燕山荘到着!

まだまだ写真が多いので2回に分けます…

https://yama10camera.com/2015-tsubakurodake-y2/

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