山とカメラが趣味の僕が、日々の暮らしと趣味のことを綴ります

ロープウェイで行ける山、中央アルプスの木曽駒ヶ岳に親子登山してきました。(山行編)

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5月のGWにも上った木曽駒ヶ岳ですが、夏休みも終わる時期に子供とも登りたい!と急に思い立って、登ってきました。

本当は長女、次女を連れて3人で登る予定だったんですが、長女は夏休みの宿題が終わっていないということで次女との2人登山です。

GWの山行はこちら

https://yama10camera.com/2015-kisokomagatake-y/


概要

次女と二人の親子登山です。次女と行く山もこの木曽駒ヶ岳で6座目です。山を楽しんでくれてるようで嬉しいな。

時期と天候

2015年8月後半。快晴です。

主な装備

(身につけているもの)

  • 夏山用の服装
  • ストック
  • ザック30L(子供は20L)
  • 帽子
  • ストック
  • カメラ

暑い日だったので軽装です。

(ザック内のもちもの)

  • 応急処理グッズ
  • 水0.5L(ナルゲン)
  • 山専用ボトル900ml(カップヌードル用分)
  • ヘッドライト
  • 座布団(座るときのマット)
  • レインウェア
  • 食糧(カップヌードル、おにぎり、チョコなど)

山行

駐車場からロープウェイ駅(千畳敷カール)まで

駐車場に着いたのは早朝5時前。なのにこの行列です。さすが人気の山!

今日もバスとロープウェイを使って千畳敷カールまで上がります。

千畳敷カールまで上がると南アルプスが一望できます。予習のために勉強勉強。

早朝2番目くらいのロープウェイで上がりました。さすがに下りは誰もお客さんは乗っていません。

きれいー!真ん中に見えるは富士山。うーん。後はどれがどれだ。

次女も写真を撮るのが好きなので、ぱしゃぱしゃ写真撮ります。

iPod touchで。

千畳敷カールをとおり乗越浄土(のっこしじょうど)まで

真ん中より若干右寄りの窪んだあたりが乗越浄土。まずはそこまで登ります。っていうか、乗越浄土まではきついんですが、後はそんなにきつくありません。

8月とはいえ肌寒いので、一枚羽織ってます。一般観光客の人もいるんですが、全体的に薄着すぎる方が多いです。風が強くなると一気に体温を持って行かれるので、観光に来るときも一枚羽織るものが必要です。

振り返れば南アルプス。真ん中には富士山の頭だけ出ているのが分かりますでしょうか?

千畳敷カールの遊歩道と、乗越浄土への登山道への分岐点。ここから一気に傾斜がきつくなります。

まだ7時前ですが、結構人がいます。夏は午後から天気が崩れやすいので早め早めの行動が必要です。昼過ぎにはもう下山しているぐらいがちょうど良いですね。

見事なまでの快晴!次女の心の中にもこの日の風景が残っていると嬉しいな。

乗越浄土までもう少し!

 

乗越浄土から宝剣岳山頂へ

乗越浄土で少し休憩。

あまり人気のない伊那前岳方面。なんたって百名山の木曽駒ヶ岳があるので、伊那前岳方面は向かう人がほとんどいません。でも稜線からの眺望が良いのでおすすめです。

次女とここからの道を相談します。木曽駒ヶ岳へ向かう道に宝剣岳という山もあるんですが、次女は是非そこに登ってみたいということ。岩場で鎖を伝って行く道みたいだし、僕も初めてだから危険そうなら引き返そうねという約束で宝剣岳へ向かうことにします。

これは木曽駒ヶ岳方面。

宝剣山荘付近にザックをデポして、身軽になって進みます。ガレ場ですが歩きづらいことはありません。

鎖の使い方についてひととおり説明しながらゆっくり進みます。山での約束は大人の言うことは絶対に聞くこと。これは絶対です。

宝剣山荘があんなに小さく!一度宝剣山荘に泊まってみたいな。ここから見る星空はどれだけきれいなんだろう。

鎖場ですがそんなに怖いような場所でもありませんでした。でも冬場は来たくないですね。岩が凍ってつるつるだったらって思うと怖いです。

拍子抜けしたようにあっという間に山頂(2931m)までやってきました。この岩が、宝剣岳の一番高い岩です。次女はここに立ちたいみたいでしたが、自分だけで降りることができなさそうなので、とりあえず今回は断念してました。でも身長が伸びたら絶対に立ちたいと言っていました。僕は死んでも嫌だけどなー。

高所恐怖症の人は来れないでしょうねえ。眼下の絶景を拝みつつ、しばしまったりとしていました。

山頂は岩がごろごろしていて、平らなところはほとんどありません。

目指すは木曽駒ヶ岳っていうことで15分ほど遊んだら下山します。写真の奥は空木岳方面。宝剣岳から空木岳への縦走は気持ち良さそう。

巻き道をとおって木曽駒ヶ岳山頂へ

宝剣岳から木曽駒ヶ岳までは中岳をとおって行く必要があります。GW時は中岳を超えて木曽駒ヶ岳へ向かったんですが、今回は中岳を巻いて行く道(巻き道)を行くことにします。

巻き道っていうのは山頂をとおらず、山腹を巻いて行く道です。迂回路みたいなものですね。

と、書いておきながら巻き道の写真が一つもありません。っていうのは思ったより巻き道が大変だったんですよね。カメラを肩にしっかりかけて歩いていたため撮る余裕があんまりありませんでした。

という訳で中岳を巻いて出たところからスタートです。

振り向くと中岳。右奥には先ほど登った宝剣岳が少し見えます。

頂上山荘付近にはテントが数張りありました。テント泊もいつかはしてみたい!

毎回同じような角度で撮ってしまう頂上木曽小屋

さあ、無事に登頂です。

山頂付近

ケルンが可愛いですね。もう数メートルで山頂です

山頂では撮影大会。ちょっと落ち着いたら写真でも撮ろうということで先に休憩してランチすることにします。

毎度変わり映えしないカップヌードル

次女も疲れていたのか、ラーメンを食べたら爆睡しだします。30分くらい寝てたんですかね。まー4時くらいにたたき起こしましちゃいましたからねえ。無理もありません。

一人でふらふら写真撮って歩きます。

下山

下山時にはなぜかザックを放棄する次女。長く持っていると肩が痛くなってくるみたいです。もうちょっと良い担ぎ方があるのかな。長さの調節がうまくいっていないのかな。試行錯誤中ですが、とりあえず、ザック2個担ぎという荒業をしつつ下ります。

帰りは中岳をとおるよー。ということで中岳を登ります。

登り返しが何よりも嫌いという次女は少しふくれています。

無事に乗越浄土までやってきました。

下から霧が上がってきました。

2人で「雲の中に突入だー!」と言って歩きます。

ちなみに、霧と雲は全く同じものです。水粒の大きさが違うと定義してあるものもありますが、水滴の大きさは全く関係ありません。大気中に浮かんでいて地面に接していないものが雲、地面に接しているものが霧です。

この写真の霧も、下界の人から見れば雲でしょうし、山の上から見れば霧ともいえます。

後ろからも霧が迫ってきます。逃げろ逃げろー。

千畳敷カールに着いた頃には真っ白になっていました。GPV見てたら午後から雲が出てくるって書いてあったんで早く出たんですが、予報通りでした。

まとめ

やっぱり木曽駒ヶ岳は美しいです。バスとロープウェイ代が往復3900円とお高いのを我慢すれば本当に良い山です。

標高差が500mもないので、小学低学年の娘も頑張れば十分山頂に立つことができます。紅葉の時期に行ったことがないので是非紅葉の時期に行ってみたいな。

2015年に行った山をまとめています。是非こちらも。

https://yama10camera.com/2015-yama-matome/

  • B!