山に行ってきました 登山のこと

中央アルプス一の人気を誇る木曽駒ヶ岳に雪山登山してきました。(山行編)

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前回の知識編の続き、山行編です。

登山ルートの情報、温泉情報などは知識編をみてください。

中央アルプス一の人気を誇る木曽駒ヶ岳に雪山登山してきました。

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概要

時期と天候

2015年5月のGW、快晴

残雪期です。

主な装備

(身につけているもの)

  • ハードシェルジャケット(上下)
  • アンダーウェア(モンベルスーパーメリノウールの上下)
  • ニット帽、ネックウォーマー、サングラス
  • アイゼン
  • ストック(スノーバスケット)
  • ザック30L
  • カメラ
  • 靴下(メリノウール)

スパッツを忘れましたが冬山は必須です。無しでも濡れませんでした。

(ザック内のもちもの)

  • 応急処理グッズ
  • 水0.5L(ナルゲン)
  • 山専用ボトル900ml(カップヌードル用分)
  • ヘッドライト
  • 座布団(座るときのマット)
  • フリース
  • 食糧(カップヌードル、おにぎり、チョコなど)

ストックかピッケルか悩みましたが、ヤマレコを見ていたら半々程度でした。そもそもピッケルを持っていなかったのでストックで登りましたが、何も問題無しでした。

山行

駐車場から登山口まで

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菅の台駐車場に車を止めてバスに乗ります。GW時期の始発(7時頃)に乗りました。1時間くらい前に着きましたが数人並んでいました。

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見事な快晴!!

まだまだ雪山に不安はありますが期待が膨らみます。

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今までG-shockを使っていましたが、山用の腕時計が欲しくなってSUUNTOを購入!カッコイイです。登山用の腕時計には他にはプロトレックなどもありますが、デザインでSUUNTO一択でした。因みに全然使いこなせていません。GPSログもとれるみたいですが、スマホで取っているのでSUUNTOの機能は使っていません。

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お客さん一杯のバス車中。途中のバス停からも乗ってきます。

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バスを降り、しらび平からはロープウェイに乗り換えです。乗車券はバスとロープウェイがセットで3,900円(往復)です。結構良いお値段ですね。

家族で行くとさくっと一万円超えです。

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1000m弱を7分半で上がります。自分で歩くと2~3時間くらいかかるんでしょうかね。ビバ文明の利器。

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雲も越えます。広がる雲海!期待も広がります。

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ロープウェイ駅に到着

ここまでは観光目的の人もたくさんいます。この日は見えませんが富士山も見えます。

ロープウェイ駅から千畳敷カールをとおり乗越浄土まで

ロープウェイを降りたら登山届を出して準備をします。

びっくりしたことにスパッツを片方忘れてきたことに気づきます。ここで引き返すのもあれなんで、濡れないでしょうと高をくくってスパッツなしで登ります。アイゼンもこの日で2度目の初心者ですが、登山客も多いので安心できる山です。

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夏の登山道が全くありません。でも見通し良すぎで迷う心配なしです。

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トレース(踏み跡)もたくさんあります。斜面も踏み固められて階段状になっているので登りやすかったです。これが新雪だったら難度が上がるのかな。

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真っ白で距離感が狂います。でも登山者が虫けらのようだっ。

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ロープが張られているのでそれに沿って歩きます。

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はじめはまだまだ余裕。でもどんどん傾斜がきつくなっていきます。

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こんな傾斜を登ります。頑張れ僕の身体

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みんな頑張ります。僕は写真撮りながら休憩です。

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振り返ると。千畳敷ホテルが小さく見えます。蟻の行列のように登山者が並びます。ここら辺は八丁坂と呼ばれる一番傾斜のきついところです。さすがに疲れます。

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望遠レンズに付け替えると富士山の頭がぽっこりと見えます。右に見えるは二番目に高い北岳?

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乗越浄土付近までくると雪もありませんでした。ここら辺でアイゼンを外します。

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のぼりでつらいのはここまでです。無事乗越浄土に到着!

乗越浄土から中岳をとおり木曽駒ヶ岳山頂へ

乗越浄土って普通に書いていましたが、読みは「のっこしじょうど」です。乗越浄土は視界が開けて眺望が良いので、ここを目的に来る人も多いです。

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この日は南アルプスもくっきり。

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今日は行く予定はありませんが、伊那前岳方面。稜線歩きが気持ちいい道です。

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少し行くとテント場があります。この場所でテント泊したら星もきれいだろうなーと妄想は膨らみますが、未熟者にはまだまだ怖いです。

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宝剣山荘と宝剣岳

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よく見ると宝剣岳山頂には人が!!

僕も直下までは行ったことがあるんですが、こんなところ怖くて登れません。勇者だなー。

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中岳はごつごつとした山です。

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中岳に登ると一度下ります。右に見えるのは"駒ヶ岳頂上山荘"です。

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中岳を超えると目指すは木曽駒ヶ岳山頂のみ!

この写真のピークあたりが山頂です。

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振り返れば中岳。

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これは何て山でしょう。南の方向です。後中央アルプスの山っていうと百名山の一つ空木岳(うつぎだけ)くらいしか知りません。

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こういうところにひょこっと雷鳥いないのかなーって思いつつきょろきょろしながら登っていました。

後になって知ったんですが、もう中央アルプスには雷鳥はいないみたいですね。

ライチョウの生息数

2005年の調査によれば新潟県頸城山塊の火打山と新潟焼山に約25羽、北アルプス朝日岳から穂高岳にかけて約2000羽、乗鞍岳に約100羽、御嶽山に約100羽、南アルプス甲斐駒ヶ岳から光岳にかけて約700羽生息しているとみられる。日本国内では合わせて約3000羽程度が生息していると推測されている[6][20]。2007年には南アルプス北岳で絶滅したとの報告があったが2008年には生息が再確認されている。

引用:wikipedia

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こちらは頂上木曽小屋。人気の山だけあって山荘もたくさんあります。

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そしてようやく木曽駒ヶ岳に登頂!

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何ていう鳥なんでしょうね。頂上付近を数羽飛んでいました。

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山頂には西と東に二つの神社があります。これは西(木曽側)にある木曽駒ヶ岳神社です。もう一つは東(伊那側)にある伊那駒ヶ岳神社。

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天気も良かったのでまったり過ごしている人が多かったです。僕もかなーり山頂でまったりしていました。

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うなぎいぬとかえるを撮る人。僕も何かを連れて登ろうかなぁ。

相棒を何にしようか迷うところです。

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御岳山もくっきりです。

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毎度のことながらカップヌードルで腹ごしらえです。

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標高2956m。3000mはまだまだ遠い。

ジャンプしても届きません。

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登ってきた道を振り返ります。

左から中岳、宝剣岳。

下山

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ハイマツがもさもさしてきれいです。

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あんまりまったりしていると下るのが嫌になっちゃうんで、頑張って下ります。

って、写真アップして気付いたんだけど、これ中岳から木曽駒ヶ岳山頂方面を写した写真です。って行ったことある人じゃないと分かんないからいっか。

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宝剣岳付近に着いたことには大きな雲に飲みこまれてきました。

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乗越浄土からの眺めもガスガスです。行きはくっきりと南アルプスが見えたのに!

山の天気は本当に変わりやすいです。

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やっぱりピッケルってかっこいいな。僕も欲しいな。とこの日は何度も思いました。

登山!って感じがしますよね。初心者的にはピッケルに萌えるのです。

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無事にロープウェイ駅付近まで到着。また晴れてきました。

まとめ

木曽駒ヶ岳は比較的簡単に稜線歩きを楽しめる山です。ロープウェイ駅から1時間ほど頑張れば乗越浄土。乗越浄土まで行けば、これぞ登山!!という景色を堪能できます。夏場は子連れの方も多いですし、僕も小学校低学年の娘とも登りました。

冬場は雪崩がちょっと怖いところはありますが、地元の方が雪崩が起きやすい場所とかを教えてくれています。雪の状況と天候さえ間違えなければ初心者にもお勧めの雪山でもあると思います。

僕は最近雪山に登れていないので、雑誌を見て心を落ち着かせています。

落ち着かないけども!

夏に子供と一緒にも木曽駒ヶ岳に登りました!

ロープウェイで行ける山、中央アルプスの木曽駒ヶ岳に親子登山してきました。(山行編)

2015年に行った山をまとめています。是非こちらも。

2015年の山行。登山記録をまとめてみた。







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